携帯小説!(PC版)

遭遇

[371]  本橋晃  2006-12-05投稿
『今夜はよく晴れて星も綺麗だね』久しぶりのデートで男は夜のドライブに誘って見た 海岸線からしばらく走って山道に入り 路肩に車を止めて 二人で夜の景色を眺めていた 『あ 流れ星じやない!? 』『ど どこ?』彼女の言う方向へ男は視線をやると『どこ?何も見えないよ 消えちゃったかな 残念!』『あ!』男の方を向いた彼女が叫んだ。男は振り返った 彼女が言ってた流れ星? いや 何か変だ!動いてる 当たり前だ 流れ星だから しかし 大きさが変化している というより、近づいてくるといった感じだった 動きも変則的で 光もついたり 消えたり 明らかに 天体などの自然現象ではなく 人工的な動きだ まるで…『あれって… UFO…まさか』恐怖心はなく ただただ目の前の現象に 茫然と立ち尽くした2人だか 我にかえり 急に怖くなって 急いで車に飛び乗った 急発進で車を走らせる 後ろが気になった ルームミラーで後方を確認したが 真っ暗な山道が映った 何となく胸騒ぎがしたのは 何とも説明しようのない感覚だったまるで それが着いてきてるような しばらく走ってると 急に車のスピードが落ちてきた 明らかにおかしい ガス欠でもないし そうこうしているうちに 車は止まった

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