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「スキ。」4

[444]  ナツキ  2006-12-07投稿
『もしもしっ。今日はもぅ帰れるの?…うん!ナツキもすぐ帰るよっ…うん…うん…後でね☆』

洋治「出たナ…」

研二「疑惑の2台目。声のトーン違うくね!?」

洋治「ナッちゃんはあっちに夢中だし…よしっ俺が原田クンとやらに返信しといたろっ」

満面の笑みで携帯を切りポケットにしまうと、勢いよくナツキが動き出す。

夏希「さぁさぁっ帰ろ→っ♪」

真也「今日は早いなぁ」

夏希「うんっ部活休みになったんだって!すぐ帰るって。ナツキも早く帰ってご飯作んなきゃっっ」

研二「相変わらずっつーか…」

真也「あーナツキぃ。今日飯くわせてぇ」

夏希「?いいけど…家の人は?」

真也「温泉らしいよー。飯ないってさ」

夏希「そっかぁ。仲良いよねっ☆真也クン家♪」

研二「せっけぇ!俺もっ」

洋治「俺もっ」

夏希「いいけど…皆連れてっていいか、聞いてみなきゃ…」

真也「ナツキがいいっつったら、いつでも来ていいって言ってたぞぉ」

夏希「そなの!?ぢゃ行こ☆皆でご飯♪」

洋治「ナッちゃーん!忘れ物♪」

夏希「あっ」

研二「本気で忘れてたっしょ…」

夏希「原田クンっメール返さなきゃっっ」

洋治「返しといたよ→『OK!楽しみっ』ってハート付で♪」

夏希「もーっ勝手にぃ→!!」

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