光と闇の時代
ダラスは落ち込むように下を向きながら更に話し続けた。『残念ながら応援部隊は期待出来ない。何としてでも我が大隊だけでルシアン草原付近を付近を通る敵を阻止しなければならない。だが作戦を遂行する為にはチームワークを乱さない事がとても大切だ。それに指揮官が1人欠けるだけでも、我が大隊にとって大きな損失になるのだ。不利な状況に立たされてる時こそ兵士達の心が1つにならなければいけないのだ。ケインがマックスの考え方に不満を持っている事は充分に承知している。しかし、部下の命を守り抜きたいというマックスの考え方も私は尊重したい。作戦会議が原因で、兵士達の心が互いに離れていくのはあまり好ましくないことだ。私は1人でも多くの部下を家族の元へと帰してやりたい!』
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