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ゴットハンター

[548]  岩澤瞭  2006-12-10投稿
昔こんな話があった。ロウで固めた翼で飛ぼうとした愚かな男がいた。その者は跡形もなく消えたと言う。その者はアポロの怒りにふれた愚かの男だった。そしてその者の意志をつぐ者が現れた。それはまた新たな時代の到来を示していた。そう新世界の到来だ。31世紀、地球は神に見はなされた星とされ人々は新たな星を求め、旅立とうとした。しかしそれは叶わぬ夢だろう。太陽の神アポロは結して人類を許さないからだ。海を汚し、大地を奪い、森を消した人間を。そして今人類は生き残りをかけた戦いを邪神を相手にいどむのだった。ロウで固めた翼ではなく本物の翼で。
今俺の暮らしているのはサイバーシティーだ、科学の町、そういわれている。高度1000? の上空に浮かぶ人工の町。荒れた大地にはマグマが吹き出し、海は枯れた。決して人のすめる土地はない。俺は産まれながらに土を蹴ったことすらない。この町からは決して出れない。俺にはそんな生活に嫌気が差してきた。「なぁ天地、お前今SSが開発してる対邪神用の兵器って知ってるか?」と優太が聞いた。あ、そうそういい忘れたけど俺の名は天地瞭。そしてこいつは親友の森優太だ。

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