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もらわれもの、、

[941]  ホッチ  2006-12-10投稿
お昼ごろ、モソモソ起き始め。食事をいただく、、。
つい最近までは食にありつくのも容易ではなく、思い返しただけで毛が逆立つ、、。

腹がふくれたので、暫し散歩へ出掛ける、、。

バカみたいに照り輝く太陽、、熱い、、私、木陰へ、、。
陰に逃げてもさほど変わらない、、風が吹く気配さえ感じられない。
私、水辺へ、、。

ここは素晴らしい!!
小さいながらに頑張っている滝へ近付き、安堵のため息をつく、、。

次第に涼しさが薄れ寒くなる、、。
自分のわがままさに腹が立ったが、その場から離れることにした。

そう、私はダメなヤツなのだ!!

帰り道、、知り合いと偶然遭遇!!
ご近所トラブルについての愚痴を発散させる。

話が尽きたか、呆れられたかは定かではないが、、私、逃げられる、、。

まだ喋り足りなかったので、独り言でまぎらわす事にした。

けして孤独なわけではない、、、。

でも、少し心配してしまう、、、この国は大丈夫なのかと。
高齢化、大気汚染、国の借金、、、私たちは安全にこの先過ごせるのか?

おやつの煮干しをかじりながら、国を重んじてみた、、。

バカな太陽も勢力を弱め、些か過ごしやすくなってきた、、。
かといって、特にすることがない私はピンポンダッシュに汗を流す。

しかし、あまり背が高くない私はピンポンまでとどかない、、、ドアをノックするだけの、トントンダッシュにとどまった。

気が付くとカラスが勢力を増す時間帯となり、私、逃げ帰る、、、。

けしてカラスが苦手なわけではないが、彼等の飛行能力はあなどれない!

前に酷い目にあったわけではない、、。

家へ着き、、指定席のクッションにて寛ぐ、、。
明日は何して時間を潰そうか真剣に悩む、、。

十分程して、食事の用意ができたみたいなので。
そそくさ頂く事にした、、。
そのときは勿論、明日の事などどうでもよくなっている、、、。

寝る前に用をたし、飼い主の腹の上で丸くなる、、。
拾われてよかった、、、。
猫でよかった、、そんなことを想いながら、私、眠りにつく、、。
完成!

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