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愛したい...(5) -Heart of KAZUYA-

[437]  2006-12-11投稿
身長170後半で結構高め.

スラッとした背丈.

髪の毛はアッシュがかった黒で
前髪と襟足が少し長め
トップは跳ねるように立たせてある

顔は怖いくらい綺麗に整ってて
貧弱そうな色白のくせに

ケンカは天下一品てくらい強くてエラソ-な態度ときた


それが降谷 流時<フルヤ リュウジ>


俺のガキの頃からの親友である



…いや、そんないいもんじゃないかも…笑


そのルックスのせいで昔からモテてた流時

女をとっかえひっかえ変えては遊んで
面倒くさくなったら別れる
史上最強の飽き症
まぁ最悪な男だ笑


その性格についてけず彼女にはフラれてしょっちゅう

だけど奴は平々凡々としていて




ん?そういえば俺


アイツの必死な姿
見たことないかも…







「「おはよ〜」」
ザワザワ…

学校中ざわめく声
今日もいつもの1日が始まった


机に伏せている流時を発見


「ちぇ〜ス!!
おい!流時〜っ

お前また彼女に

フラれたらしいなあ♪」


「…」


「あほやなぁ〜
奈々ちゃん可愛いかったのに♪俺狙おっかな〜」


「…」

「(…ん?いつもとちゃう…??

もしかしてコイツ…)」

「…もしかしてお前……」

「…」

やってもうた…

「…流時…そんな落ち込むなって…

てかまだ好きやったらこんなんしてる場合ちゃうやろ?

…俺できる事あれば協力すんで?」


「…」

流時は伏せたまま何も言わない

「…流時…(そんなに奈々ちゃんの事…)」


「おっ和也おはよ〜
来てたんや
てか何してるん?」


「…遠矢…流時が」

「は?流時?」

ブ─ッブ─ッ

流時の携帯がなった

「ん〜…?」

「あ?」

流時は重たそうに体を起こして気だるそうに電話に出た

「誰〜?…ああリナか…うん、分かった分かった〜んじゃ夜な〜」

平然に電話を切る流時

「え??お前…何?」
俺の頭の中は真っ白だ

「お〜和也来てたんや
てか昨日寝んの遅かったし大分眠いねん…」コテン…

「…リナって…?」

「流時の新カノやって」


「……りゅ…ぅじ…」

「ぐぅ-…」


「寝んなこのボケぇ!!!!」



憎たらしいけど…

流時らしいからいいやと思って変な安心感が芽生えた




てか一辺そのリナに刺されろ!!怒




〜heart of KAZUYA〜

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