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一宮市在中のサンタさんへ…?

[368]  SHIBA  2006-12-11投稿
三太の実家は普通の家。べつに特徴はない。家には父の仁と兄の優(スグル)姪の鈴芽(すずめ)そして柴犬のベルが住んでいる。しかし三太にとっては宿のようなもので愛着はなかった。
実家に着いた。「ただいまぁ」家に入るとベル以外誰も迎えてこない。平日なのかベル以外誰もいない。と思ったら父の仁がタンクトップにブリーフ姿で物凄い鼾で寝ていた。
「ウッセェな!」そう言いながら三太インスタントラーメンを作り、二階へ上がり自分の部屋へ入った。食べ終わったらすぐに寝た。
そして昼過ぎ、電話が鳴り始めた。高校からの友達の栗栖真澄からだ。寝ぼけ眼の三太は探し電話をかけた。
三太「もしもし」
真澄「サンタ?今から喫茶『冬物語』にきてくれん?」
三太「いいけど…てかなんでオレが帰ったこと知っとるとんの?」
真澄「いいから来て!」
電話が切れた。三太は訳が分からず喫茶『冬物語』へ向かった。喫茶店は家から向かい側にあり、徒歩25秒にある。
店に着くと奥に栗栖真澄、同じく高校からの友達の増野衣舞(イブ)、そして三太を助けた冬本雪子がいた。
三太「エェッ!?」
三太は驚いた。
三太「えっと…あのぉ…せつこさん」
雪子「ゆきこです!」
三太「…で、なんのよう?」
雪子「実は」
真澄「私、衣舞と一緒にお笑いコンビ組みまぁす♪」
三太「お前に聞いてねぇよ!」
衣舞「あのねぇ、一発ギャグ作ったよ!」
三太「なんだよ!?」
真澄&衣舞「ちょっと!ちょっとちょっと!」
三太「パクりじゃん!」
真澄&衣舞「なんで!なんでなんで!」
三太「だからパクってるって!!」
真澄&衣舞「いつか、お前ぶっ飛ばす!チュッ」
三太「もういいよ!!!」
雪子「あの…話しても…」
3人はシーンと静かになった。続く

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