ミステリーアイズ
下校時間。女子高生の賑やかな声が聞こえる。その中から「あ?よく寝た」と大きな欠伸をして頭をポリポリかく島牧。「あんた絶対期末試験追試だと思うわ」と呆れた口調で希は言った。「なんかお経聞いているようで寝ちゃうんだよなぁ」と島牧は呑気に言った。「世界史、一回寝たら五点ずつ点数引かれるの知ってた?」あさるは、ねんをおすように島牧に言った。固まる島牧。「毎日寝てるから聞いてないわよ、この子。大丈夫よ?)^o^(もう手遅れだから」希は島牧をどつく。魂の抜けた島牧は、ニメートル位吹っ飛ぶと垣根に頭から突っ込む。
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