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近辺警護?

[682]  森田  2006-12-13投稿
之秀『アがぁ…』


腕の感覚がない。


見上げると叶呼が俺の右腕を持って微笑んでいた。


叶呼『ん〜、ゴツい腕ねぇ』


どことなく楽しげだ。

之秀『…ウでをキられたノハ初めてダが…』

スタンガンを食らったせいだろうか?


叶呼『痛い?痛いでしょ!?泣き叫んでいいよ?はははははは!』

之秀『痛かネェよ!イヒャヒャはははァ!』

叶う『ッ!』


叶呼のクソ憎い笑顔が引きつる。


之秀『…ぁ!!』


あれ?…声が…?


瞬間、視界が暗くなった。






叶呼『はぁ…はぁ…』

首に刺したんだ、即死だろう。


死体を見下ろし頭をかきむしる。


くそ…この男!少しは怯えたらどうなの!?

やっぱり偽善者の婚約者は偽善者なんだ。


叶呼『あぁ…!ホントウザイ!ウザイ!ウザイ!』


男の首からナイフを引き抜き、抜いたナイフを溝落ちに突き刺し腹部をかっさばく。


怯えて泣き叫ぶところが見たかったのに…。

叶呼『くそ、この!このこの!このこのこのこのこのぉ!!』

太股、二の腕、胸部顔面…次々と切り付けていく。


そして首へ…


叶呼『ああぁぁぁぁ!』

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