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「スキ。」8

[321]  ナツキ  2006-12-14投稿
玉濱「で?明日は原田クンと2人で行くの?」

夏希「皆で行くの。ゆっちゃんも誘うよ!」

玉濱「原田クンには伝えたの?」

夏希「ううん。…洋治が勝手に返信しちゃったし。明日学校で言うよ!皆ぢゃ…ダメかなぁ。」

玉濱「んーダメとは言わんだろう。まぁ最初は皆でいんぢゃね?楽しんでおいで♪」

夏希「うん☆」


翌日。

玉濱の家から4人で登校する。校門に辿り着いた。

原田「お…おはよう!」

夏希「おはよ!原田クン♪」

真也「来た来た」

洋治「朝からハイだねぇー♪」

研二「まだ2人でマック♪って思ってるしね!かわいそー。」

原田を哀れむ3人を尻目に、ナツキは原田との会話を続ける。

原田「いつも…一緒にいるんだね。」

夏希「えっ?」

原田「あの3人…」

夏希「あー!そうだね♪中学からずっと一緒なんだ!」

原田「へー。」

夏希「もぅ1人…原田クンと同じクラスのゆっちゃん!知ってる?小松のゆっちゃん!」

原田「あ…うん。小松さん。B組でモテモテだよ!」

夏希「ゆっちゃんかわいいもんね☆」

原田「うん。でも桜さんの…ほうが…」

夏希「ん?」

原田「やっいや…」

夏希「ゆっちゃんも一緒で5人だったんだ!でも高校でゆっちゃんだけクラス離れちゃうし…ゆっちゃんはクラブで忙しくって…」

原田「そーなんだ。」

夏希「うん。ほらっ一番左のコ…ゆっちゃんの彼氏だよ!」

原田「えっ小松さんって彼氏いるんだね!」

夏希「うん!ちょーっラブラブ!!研二クンもカッコいいし!お似合いだよねっ」

原田「確かに…つーかアレだよね…あの3人って、A組の須王クンと吉田クン、2年の神鳥先輩でしょ?」

夏希「原田クンよく知ってるねぇっ!」

原田「知ってるよぅ。だってあの3人って…うちの高校のTOP3って言われてるし!」

夏希「へーそうなんだっ!」

原田「知らなかったの?」

夏希「…ん→まっ確かにあの3人ってモテるよねっ」

ナツキは軽く笑い流した。

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