氷×炎 ?
Prologue【氷の巫女】
「覚悟ッ!氷月の巫女!」
そう言って、月の光を浴びに社の外に出てきた『氷月の巫女(ひづきのみこ)』に斬りかかってきたのは、氷月の巫女の唯一の敵『炎陽の天帝(えんようのてんてい)』の手下。
氷月の巫女は、「愚かな…。」とだけ呟くと、手下の剣を優雅にヒラリと躱し、神言を唱えた。「…月華氷神。」
すると手下の躯がみるみる凍り、手下はほんの数秒で氷のオブジェと化した。それを見届けた氷月の巫女は、氷色の瞳をゆっくりと閉じて「…散華霧消。」と新たな神言を唱え、羽織衣を舞うように翻すと、住み家である『氷の社』の扉を開き、中に戻って行った。
…天帝の手下の凍った躯は、巫女が二回目の神言を唱えた直後、まるで氷の華が散るかのように砕け散り、蒸発して跡形もなく消えたのだった…。
「覚悟ッ!氷月の巫女!」
そう言って、月の光を浴びに社の外に出てきた『氷月の巫女(ひづきのみこ)』に斬りかかってきたのは、氷月の巫女の唯一の敵『炎陽の天帝(えんようのてんてい)』の手下。
氷月の巫女は、「愚かな…。」とだけ呟くと、手下の剣を優雅にヒラリと躱し、神言を唱えた。「…月華氷神。」
すると手下の躯がみるみる凍り、手下はほんの数秒で氷のオブジェと化した。それを見届けた氷月の巫女は、氷色の瞳をゆっくりと閉じて「…散華霧消。」と新たな神言を唱え、羽織衣を舞うように翻すと、住み家である『氷の社』の扉を開き、中に戻って行った。
…天帝の手下の凍った躯は、巫女が二回目の神言を唱えた直後、まるで氷の華が散るかのように砕け散り、蒸発して跡形もなく消えたのだった…。
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