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いとしき君へ2

[436]  雪美  2006-12-16投稿
俺はいつきの言うように、九時にのんびり起きて、身支度をすると、コンクールの会場のホテルに向かった。
ざわめくコンクール会場をのぞくと、先に出たはずのいつきの姿はなく、端から端まで俺は探してみた。
やはりいないのだ。
すると、同じようにきょろきょろ探す親方の進藤の姿が見えた。
「敦、いつきはどうしたんだ?もうすぐ始まるというのに、いないんだー」
「おかしいなー俺よりも一時間先に出たはずなのに・・・」
「まさか、逃げ出したんじゃないよなー」
親方は心配そうに眉をひそめた。
「それはないですよ、だって夕べは遅くまで店で試作品を作ってましたからねー」
なんだか言い知れぬ不安が、胸をよぎり、店の仲間にも電話してみるが、誰もいつきの居場所は知らなかった。
「あいつ、どこ行ったんだ・・・」
俺は焦りと不安でいっぱいだった。

感想

  • 5948: 所々でパクッてる。女の名前や呼び方など。 [2011-01-16]
  • 5958: 5948さん、コメントありがとう、しかし、よく読んでね、女はどこにもまだ出てきてませんよー [2011-01-16]
  • 5959: それから、自分の書き直しは何度か載せているので、ダブってるかもしれません。その辺はごめんなさい。女性はまだ出てないですから〜よく読んでね、その辺がこの作品のキーワードかなりありますからね。by作者 [2011-01-16]

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