携帯小説!(PC版)

オセロ4

[386]  葉っぱ  2006-12-18投稿
「ちょっとまって!!」
今あきらかにおかしいことを考えた・・・
「目を開けていないのでわからない」
つまり
僕はまだ生きている!!
ならば話しは早い目を開ければすべてがわかる。

目をあけた。

百聞は一見にしかず。
どれだけ耳から得た情報よりも目からの情報のほうが制度が高いかがわかる。
目をむけた先は絶望ではなく希望だった。
目の前にいるのは怪物ではなく先程見かけた男子生徒だった。
だがそんな甘い考えはすぐさま消えた。
この男の子に勝てるわけがない。
みるからに細い男の子には期待のかけらもなかった。
絶望もなかにあるなか。
男の子がこういった。
「そうかこの娘があの力を・・・」
・・・なにをいっているんだこの男の子は。
そうおもっている間に男の子はブレザーのインナーポケットに手をいれた。
取り出したのは二丁の銃。
一つは黒。もう一つは白。
模様もロゴもない銃。
「そろの白と黒の武器・・・オセロの一員!?しかもその二丁拳銃は!!!??」「そう。心無(こなし)討伐隊オセロのギブナンバー7(ゼブン)字名を・・・デビルフェイスと申します。」
「ばかな!!こんな田舎街にオセロ隊のエースが!?くそ!!」
怪物は逃げ出した。まるで虫が人間に踏まれまいと必死になるように。
それくらいこの男の子と怪物のレベル・・・いやもはや存在が段違いだとゆうのが一目でわかる。
「ごめんなさい。君を逃がすわけにはいかないんだ。」
まさに一瞬。一瞬で僕の目の前から逃げていた怪物の目の前に移動していた。
「ちきしょう!!」
怪物はまた口を光らせた。
だけどあれがやけくそだとゆうのは誰でもわかる。
そして誰でも予想できるあの怪物は死ぬ。あの男の子の手によって。
銃声がニ発。
白い銃からは黒い光りが。
黒い拳銃には白い光りが。
怪物の頭と体が離れた。
いやもはやあれは怪物ですらないただの屍になっていた。
「おやすみなさい。来世でまた合おう。」

これがぼくと彼の「無意識」に起こった出会いだった。

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