素直になれない私?
マサは優しく私を抱きかかえるように車から降ろしてくれた。
「歩けるか??」
「いけるよ!!」
中に入ると車のおじさんが受付をしていた。
「事故で...。車ではねたんです。」
私とマサも受付へ行き、足を見せた。
「あー...。待合室でお待ちください。」
私のパックリさけた足を見ても平然としている看護婦。さすがと言うか何と言うか...。
言われた通り待合室へ行くと何人かの患者がいる。私とマサはソファに腰を掛け、順番を待った。
『こんな傷を負っとるのに待たすって...。どんなん!!この病院心配ないん??』私の中で不安感が生まれた。気が付くと順番待ちの患者が私の方を見ている。目線の先はパックリさけた私の足。『見せもんちゃうわ!』私は足を隠すように手をあてた。
「お前、傷さわんなよ!!」
「見せもんになっとるし!!」
他の患者を睨むように言うといっせいに患者達が前を向いた。それを見てマサが笑う。
「寺島美咲さん、処置室どうぞ。」
看護婦が呼びに来た。
「行ってきま〜す!!」
心配そうに見つめるマサに笑顔で言うと、マサも笑顔になった。ホンマは不安でいっぱいやけど心配かけたくなかった。
処置室に入りベッドに横になると、白髪頭のおじいさんが入ってきた。
『これが先生??大丈夫??』また不安感に襲われた。
「ほな、縫うていくわな。」
さっそく足に麻酔を打たれ、着々と作業が進む。少しチクチクするが痛みは無かった。
「歩けるか??」
「いけるよ!!」
中に入ると車のおじさんが受付をしていた。
「事故で...。車ではねたんです。」
私とマサも受付へ行き、足を見せた。
「あー...。待合室でお待ちください。」
私のパックリさけた足を見ても平然としている看護婦。さすがと言うか何と言うか...。
言われた通り待合室へ行くと何人かの患者がいる。私とマサはソファに腰を掛け、順番を待った。
『こんな傷を負っとるのに待たすって...。どんなん!!この病院心配ないん??』私の中で不安感が生まれた。気が付くと順番待ちの患者が私の方を見ている。目線の先はパックリさけた私の足。『見せもんちゃうわ!』私は足を隠すように手をあてた。
「お前、傷さわんなよ!!」
「見せもんになっとるし!!」
他の患者を睨むように言うといっせいに患者達が前を向いた。それを見てマサが笑う。
「寺島美咲さん、処置室どうぞ。」
看護婦が呼びに来た。
「行ってきま〜す!!」
心配そうに見つめるマサに笑顔で言うと、マサも笑顔になった。ホンマは不安でいっぱいやけど心配かけたくなかった。
処置室に入りベッドに横になると、白髪頭のおじいさんが入ってきた。
『これが先生??大丈夫??』また不安感に襲われた。
「ほな、縫うていくわな。」
さっそく足に麻酔を打たれ、着々と作業が進む。少しチクチクするが痛みは無かった。
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