天国の草原
「2200年とかのカレンダーをさ」
マモルは机に足を乗っけて言った。
「携帯で眺めるとよ、怖いんだよな」
俺はシャーペンをノックしながら隣を見た。一の列と二の列の間の通路を挟んで隣どうしの俺とマモルは、中学校からの親友だ。
「おかしなこと言い出すな」
俺はシャーペンに芯を入れながら言った。マモルは大きくアクビをする。
「この時俺は……しんでんのかな、なんてさ」
俺は気にせず物理のノートをとり続ける。
マモルは一言で言う不良だ。襟足は肩ほどまでのび、ワックスで無造作に固められている。校則完全無視でタバコ、ピアス、金髪……関係ないが素晴らしくイケメンだ。
反対に俺は野球バカの一センチほどの丸坊主。名前はタク。勉強もそこそこ。女に縁なし。まったく正反対の俺たちが、何故親友同士なのか。
すべてはあの日。
マモルが他中から、女をつれて転校してきた日から……。
マモルは机に足を乗っけて言った。
「携帯で眺めるとよ、怖いんだよな」
俺はシャーペンをノックしながら隣を見た。一の列と二の列の間の通路を挟んで隣どうしの俺とマモルは、中学校からの親友だ。
「おかしなこと言い出すな」
俺はシャーペンに芯を入れながら言った。マモルは大きくアクビをする。
「この時俺は……しんでんのかな、なんてさ」
俺は気にせず物理のノートをとり続ける。
マモルは一言で言う不良だ。襟足は肩ほどまでのび、ワックスで無造作に固められている。校則完全無視でタバコ、ピアス、金髪……関係ないが素晴らしくイケメンだ。
反対に俺は野球バカの一センチほどの丸坊主。名前はタク。勉強もそこそこ。女に縁なし。まったく正反対の俺たちが、何故親友同士なのか。
すべてはあの日。
マモルが他中から、女をつれて転校してきた日から……。
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