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ろ〜る、ぷれぃや〜、、〔終話題〕

[984]  ホッチ  2006-12-22投稿
『何でわしはこんなんかな、、
何でわしは悪や、、?

生まれは時はみんな同じちゃうんか?
気さくに話しかけてもみな離れてく、、。

ひとが恋しい、、わしも仲間にいれてーや、、。

何があかんねん、、。』

かれこれ三日ほど彼の愚痴に付き合う私、、。
お人好しよね。

逃げれないから仕方ないわょね。
フフッ、、もう笑いしか出てこない。

『えっ?今の面白かった?』

マジ魔王ウザイ、、。

どうせ旦那も人の手を使って取り返そうとしてるに違いない、、。
自分で助けに来いっつーの!!

金目当てとはいえ、最悪な男と結婚した自分を恥じた、、。

『落ち込んでるみたいだけど大丈夫?
お菓子持ってこようか?』
いらんわ!お前が落ち込め!!

、、裏の顔は伏せ、笑顔で拒否する。

こんな生活いつまで続くのか、、




来ない、、誰も助けに来ない、、。
なんだかんだ言っても、あたしゃ王女です、、。

五日たっても、うんともすんとも変化がない、、。

せっかく助けてもらったときのセリフも用意したのに、、。
泣き真似もコンプリートしたのに、、。

ふと、最悪の状況がよぎる、、まさかこのまま、、、。

私が悩んでいることは知るよしもない魔王、、横では愚痴の朗読が続いている、、。

殺ろう、、。

密室殺人を計画した。

魔王の部屋は、彼と私だけ。
人は呼ばねば来ない、、窓は私の遥か真上に一つ。
扉は表からも裏からも開けられる鍵つき。
魔王は眠らない、、。

食事はどうやら毒味させてから食べるらしい。

よほど周りに彼を殺りたい奴がいるらしい、、。

共感をえる。

状況を把握し、彼の行動パターンを読み。
頭でいろんなバリエーションを考えた、、。




無理じゃん、、。

勇者が来ることもなかった、、人生甘くはない。

今日も夜中まで彼の愚痴ポエムが響きわたる、、

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