光マツリ::三つのモノ2
『花…………!!!』
チィはすでに気付いてたみたいだった。
「そうじゃ。鈍いのう。」
カチン。うるさいなぁ
「オヌシらが先ほど足を踏み入れた花畑。そこで見かけたはずじゃ。この花は今じゃ滅多にない。
光草というのじゃ」
『あの、オレ達いきなり眠くなって…その花のせいなんですか?』
「なんじゃ、以外と賢いのじゃな。そう。その通りじゃよ。あそこで眠ってしまえば、誰かが助けん限り20年でも30年でも眠り続ける。
といってもわしの中にあるその花に害はない。花にもいろいろじゃ。」
賢いって言われちゃったけど、少しよくわからないからチィに解説してもらった。要するに、光草には2種類あって、有害なのと無害なのがあるらしい。
『で、二つ目と三つ目は?』
一つ目の訳がわかったところで、早速聞いた。
「えぇーい今言うわい。オヌシ、さては鈍い上せっかちじゃな?」
わるかったな!!!
ツキがプンプンしているのを 横目にチィは笑っていた。
「二つ目は偶然じゃ。オヌシらに枝を切ってもらいたいのじゃよ。」『枝あ??!!!』
「なんじゃ、嫌なのか。せっかく眠りの園から助けてやったのに。」
弱みに付け込まれてしまった。
『分かりましたよ。
でもこの森全部の木ですか?』
『む無理だよ』
チィがぞっとしてる。
「全部な訳なかろう。」
この言葉でほっとした。もし全部だったら何日掛かることだろう。考えたくもなかった。
「ワシはこの森の中心じゃ。見たじゃろう。この森はてんで日光がさえぎられておる。何千年かけて、木々が茂りすぎたのじゃ。」
『たしかに。でもモヒダさんだけが日光を得られたって、森全体は…』
「森の中心のワシの根っこは、全木々に繋がっているのじゃ。」
『だからモヒダさんだけ日光を得られれば…!!!』
そうじゃ。とモヒダさんは頷いたかのように思えた。
チィはすでに気付いてたみたいだった。
「そうじゃ。鈍いのう。」
カチン。うるさいなぁ
「オヌシらが先ほど足を踏み入れた花畑。そこで見かけたはずじゃ。この花は今じゃ滅多にない。
光草というのじゃ」
『あの、オレ達いきなり眠くなって…その花のせいなんですか?』
「なんじゃ、以外と賢いのじゃな。そう。その通りじゃよ。あそこで眠ってしまえば、誰かが助けん限り20年でも30年でも眠り続ける。
といってもわしの中にあるその花に害はない。花にもいろいろじゃ。」
賢いって言われちゃったけど、少しよくわからないからチィに解説してもらった。要するに、光草には2種類あって、有害なのと無害なのがあるらしい。
『で、二つ目と三つ目は?』
一つ目の訳がわかったところで、早速聞いた。
「えぇーい今言うわい。オヌシ、さては鈍い上せっかちじゃな?」
わるかったな!!!
ツキがプンプンしているのを 横目にチィは笑っていた。
「二つ目は偶然じゃ。オヌシらに枝を切ってもらいたいのじゃよ。」『枝あ??!!!』
「なんじゃ、嫌なのか。せっかく眠りの園から助けてやったのに。」
弱みに付け込まれてしまった。
『分かりましたよ。
でもこの森全部の木ですか?』
『む無理だよ』
チィがぞっとしてる。
「全部な訳なかろう。」
この言葉でほっとした。もし全部だったら何日掛かることだろう。考えたくもなかった。
「ワシはこの森の中心じゃ。見たじゃろう。この森はてんで日光がさえぎられておる。何千年かけて、木々が茂りすぎたのじゃ。」
『たしかに。でもモヒダさんだけが日光を得られたって、森全体は…』
「森の中心のワシの根っこは、全木々に繋がっているのじゃ。」
『だからモヒダさんだけ日光を得られれば…!!!』
そうじゃ。とモヒダさんは頷いたかのように思えた。
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