携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> テイクバックソウル

テイクバックソウル

[495]  2006-12-24投稿
?01 
 
 ベットから床に体が落ちたとき、俺は目を覚ました。そして、頭をさすりながら机の上にある目覚まし時計を見た。時間は7時30分だった。あと30分で学校の門が閉まるから俺は急いで着替えて下に下りた。
 
 「何で起こしてくんなかったんだよ!」
 
 俺は、階段を下りてすぐ母さんに文句を言った。すると、母さんはため息をついて言う。
 
 「何回も起こしたわよ。起きない貴方が悪いわ」
 「一人じゃ起きれないってのも、どーかと思うけどね」
 
 3歳年上の姉ちゃんは笑いながら言った。俺は、その言葉に腹を立てた。
 
 「ちげーよ!馬ーぁ鹿」
 「馬鹿って言う方が馬鹿なんですよーぉ」
 
 そして、いつものように口喧嘩が始まった。すると、ソファで新聞を見ていた父さんが静かに言った。
 
 「2人とも止めなさい。大和、遅刻するぞ」
 
 俺は、ハッとして時計を見た。門が閉まるまであと15分。俺は急いで靴を履いてドアを開けた。
 
 「あぁ。いってらっしゃい」
 
 母さんは玄関に来て言った。
 
 「いってきます」
 
 俺は、急いでたから振り向いて言う暇なんて無かった。でも、今になって凄く後悔している。
 




 あの時、遅刻してもいいから家族の顔をもっと見ておけば良かった…。





 そうしたら、こんな後悔しなくてすんだのに…





 あの時、俺の家族が皆出かけてたなら
あんな事にはならなかったのに―――\r

感想

感想はありません。

「 梓 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス