携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> 東京マイスターズ第一話?

東京マイスターズ第一話?

[612]  さらら  2006-12-29投稿
前回のあらすじ
2020年ハピネス東京俺、橘ジョンソンは借金のせいでヤクザに追われ、マンホールに逃げ込んだ。

いって〜、勢いよく飛び込むんじゃなかった。足擦りむいたじゃん!……まっ、逃げ切れたみたいだし、いっか!さっすが俺!天才だね!
「おいおい…、お前が考えたワケじゃねーだろ?」
ふと声がする方を見ると小汚いジジィが立っていた。……なに?俺はジジィについてるわけ?
「まったく…若いのもう少し賢く生きたらどうだい?」
「賢く、ねぇ…?」てかジジィ、あんたの方がよっぽど賢くない生き方してるように見えますけど〜「まっいいや、あんたのおかげで逃げられたし、サンキューな」
「まったく…このハピネス東京でそんな生き方してるのはお前だけだぞ…まったく…」
まったくまったくってうるせーなジジィ!そういうあんたはどーなんだどっからどーみてもホームレスだろ!
「まぁ、落ち着け若いの。お前、名前はなんていうんだ?」「俺か?俺の名前は橘ジョンソン。22歳あんたは?」
「俺ぁ、奇跡を呼ぶ男。人呼んで織田ミラクル。」
ミラクル〜!?アホか?もっとマシな嘘つきやがれ!
「なにをいう!立派な名前だろうが!」ボケ老人には付き合ってられないね。…あれ?なんか体に力がはいらん…。
「おい…どうした?若いの。」
ああ!そうか…ここ3日ぐらい何も食ってなかったんだった「腹へって力がはいらん…。」
おい…ジジィ…なに呆れてやがる。
「仕方ないな…ついてこい」
そう言うとジジィは梯子を登っていった。おーい…ちょっとまってくれ〜。俺は急いでジジィの後を追った。
「おい…ジジィ。ここで飯を探せってか?」
俺がジジィに連れて来られた所はなんとゴミ捨て場。ヤクザに見つからなかったから良かったが…。おい、ジジィ!このゴミ山でなにを食えって言うんだ!
「ゴミじゃねー!宝じゃ!」
ハイハイ、もういいですよ…。しっかし色々あるな…。壊れたテレビ、濡れた本あっ!食いかけのカツ丼。カビは生えてねぇな…。後は…。……女の子!?
「はぁ!?」
「なんだ!どうした!?」
おいジジィ、女の子が落ちてる!
ちょっと待てよ……もしかしてこの子が抱いてるのって……赤ん坊!!?
つづく

感想

感想はありません。

「 さらら 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス