携帯小説!(PC版)

仮面

[744]  葉っぱ  2006-12-31投稿
どうすれば避けられたんだろう・・・
やはりあれを避けるにはあいつらを避ける他ないのだろうか?
そうだと知っていたなら俺はどうしていただろう。
避けることがデキタノカナ?
まだ通い慣れない通学路。
まだ綺麗な教科書。

座りなれない机。

春はいつもワクワクした気持ちになる。

クラスの教室のドアを開けようとした瞬間。

「おっはよぉぉ!!」
廊下を走りながら女子が叫んできた。

「そんな叫ばなくても聞こえるよ。おはよう。」

「ごめんね!!修平君(俺の名前)がきたら嬉しくって・・
あわわ!!なに言ってたんだ私・・・」
この赤くなって丸くなってる女の子は一之瀬朝日。
よく見るとかなりの美形で赤みのさした髪の毛にスラットした綺麗なシルエット。だがそのシルエットとは裏腹に膨らんだ豊満な胸。男子からの人気はもちろん高い。守って上げたくなるかわいい子だ。
「修平君?どこみてるの?」

「いや!!なんでもない!!」

「そう?変な修平君!!」
逃げるようにクラスのドアを開けたその瞬間。


「おっはよう!!!!」

とんでもない「おはよう」が俺を突き抜け廊下の彼方まで響いていった。
それも無理はないこの「おはよう」は俺と朝日を抜いた.クラスの27人全員のふるパワーの「おはよう」だからだ。
「朝からうるさいな〜みんなテンション高すぎだ!・・・おはよう!!」

「あはは!いつ聞いてもびっくりだよね!」
朝日が笑顔でいった。
「まったくだうちのクラスの団結ときたら世界一だな。」

「そうだね!!」

入学して一ヶ月してこの団結力はたしかに以上だ。
だがこれにはあるカラクリがある。
それは俺と朝日以外はみんな小学校からずっと一緒だからである。

俺の通っているこの聖徳高校は私立でほとんどの生徒が小学生から入っていているのだ。

しかもこの学校は合併することが決まり。
今回の募集人数は三人だけだった。

けれども俺らをよそ者扱いせずに.優しくせっしてくれるのがとても嬉しかった。
「みんな先生がきたよぉ!!ほうら修平も朝日も早くすわったぁ!!」

「おう!!」 「うん!!
俺はこの日常を失わないためなら.なんだってできる。本気でそう思った。

本気でそう思ってたんだ・・・・・・

感想

  • 6132: 続き書いてください [2011-01-16]

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