遭遇?
どのくらいの時間が過ぎたのか いや一瞬だった というか 正確にはそのはずであると言うといったなんの根拠もない感覚だけで そう思った。まるで夢から覚めたような 他に例えようのない不思議な感覚としか表現しようがない現実がそこにはあった。しばし茫然としていたタクシーの運転手は、ハンドルから手を離し、ゆっくりとドアを開け外へ出た。しばらく辺りを見回して 少し歩いて遠くを眺めていた このあたりも仕事でよく通ったいたので 次のカーブを曲がった所から 遠くに街並みが見えて夜になると夜景が綺麗なスポットでもあるので 週末などドライブにくるカップルも目立っていた。… がなにか違和感があるのは 灯りが一つもなく暗黒の闇がそこにうつしだされていた。時間が時間だけに灯りが少ないのもわかるが 全くないのも異様な感じがした。確かに そこは見慣れた風景だが、何かが違っている 後ずさりするように 運転手は車へ戻った。急いでエンジンをかけようとしたが、何度やってもエンジンがスタートする事はなかった なかばあきらめた運転手は車をおいて 携帯を取り出した エンジンがかからないのでタクシー無線も使えなかった …携帯で会社に電話しようとしたが かからない というより
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