Oracle:18-2:特訓!?
第6ディメット暦187年14月04日
〜南ヘルマニア平野〜
「さ、特訓を再開しましょうぞ。」
「だから『次回』とかって何なんだよ。」
「気にしたら負けでござる。」
「はぁ。」
「では前回までのように頭に描いてくだされ。」
「「その次を早く!!」」
「これで終わりでござる。」
「は?」
「あとは神経を集中させるだけでござる。」
「なーんか物足りねーなー。」
「一番基礎の『陣』のみ教えているのでござる。さ、さっさと集中。」
「へ〜い。」
「お、リン殿、なかなか筋が良うございますな。」
リンの周囲にはすでに黄緑色の物体が渦巻いている。
「えへへ〜♪そう?」
「うむ、…………………………にしてもリオン殿…………………………」
「な、目ぇ瞑ってるから良くわかんねぇよ、どうなってんだよ!!」
「いや…………………………あまりにも凄まじすぎて、言う言葉が見つかりませぬ。」
「へ?」
「ちょっとリオン、目、あけてみ?」
「………………………………………………………!!!!!!!!!!」
リオンの視点から見ると、レモン色の物体が視界のほとんどを覆っているので、リンと禅煌がうっすら見える程度なのである。
「すっご〜〜〜〜い、もうほとんどリオンが見えな〜〜い。」
「ふむ、それでは次の段階に移行いたす。」
「「OK!」」
「では第2段階、集めた気を具現化する特訓でござる。」
「なぁ、なぁ、はよ教えて〜な〜。」
「そう慌てずに。」
「はぁ〜い。」
「まずは集めた気を右手に集めて球体にしてくだされ。」
〜〜〜10分後〜〜〜
「はぁはぁはぁはぁはぁ。」
「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜。」
なんとか球体にできたようです。
「ふむ、では解除してくだされ。」
『フォゥン』
『フゥン』
解除した音みたいです。
「では、気を使って先ほどの『陣』を右手に具現化してくだされ。」
「どうやるんだよ。」
「ビー玉程の球体を作って、それで描くのでござる。
ほら、こんな風に。」
そう言うと、禅煌は左手から黒色の球体をだし、『陣』を描き出した。中央には『土欠』と書いてある。
「ねぇ、『土欠』って何の象徴やったっけ?」
「悪りぃ、次回までに調べとく。」
「何なんよ次回って―!!」
第18-2話『特訓!?』続
〜南ヘルマニア平野〜
「さ、特訓を再開しましょうぞ。」
「だから『次回』とかって何なんだよ。」
「気にしたら負けでござる。」
「はぁ。」
「では前回までのように頭に描いてくだされ。」
「「その次を早く!!」」
「これで終わりでござる。」
「は?」
「あとは神経を集中させるだけでござる。」
「なーんか物足りねーなー。」
「一番基礎の『陣』のみ教えているのでござる。さ、さっさと集中。」
「へ〜い。」
「お、リン殿、なかなか筋が良うございますな。」
リンの周囲にはすでに黄緑色の物体が渦巻いている。
「えへへ〜♪そう?」
「うむ、…………………………にしてもリオン殿…………………………」
「な、目ぇ瞑ってるから良くわかんねぇよ、どうなってんだよ!!」
「いや…………………………あまりにも凄まじすぎて、言う言葉が見つかりませぬ。」
「へ?」
「ちょっとリオン、目、あけてみ?」
「………………………………………………………!!!!!!!!!!」
リオンの視点から見ると、レモン色の物体が視界のほとんどを覆っているので、リンと禅煌がうっすら見える程度なのである。
「すっご〜〜〜〜い、もうほとんどリオンが見えな〜〜い。」
「ふむ、それでは次の段階に移行いたす。」
「「OK!」」
「では第2段階、集めた気を具現化する特訓でござる。」
「なぁ、なぁ、はよ教えて〜な〜。」
「そう慌てずに。」
「はぁ〜い。」
「まずは集めた気を右手に集めて球体にしてくだされ。」
〜〜〜10分後〜〜〜
「はぁはぁはぁはぁはぁ。」
「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜。」
なんとか球体にできたようです。
「ふむ、では解除してくだされ。」
『フォゥン』
『フゥン』
解除した音みたいです。
「では、気を使って先ほどの『陣』を右手に具現化してくだされ。」
「どうやるんだよ。」
「ビー玉程の球体を作って、それで描くのでござる。
ほら、こんな風に。」
そう言うと、禅煌は左手から黒色の球体をだし、『陣』を描き出した。中央には『土欠』と書いてある。
「ねぇ、『土欠』って何の象徴やったっけ?」
「悪りぃ、次回までに調べとく。」
「何なんよ次回って―!!」
第18-2話『特訓!?』続
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