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ミステリーアイズ

[507]  みーな  2007-01-03投稿
あさるは振り向く。そこには長い髪を二つに結わいた女の子が薙刀を振り下ろしていた。「ねーちゃん。いきなりなんだよ」あさるは薙刀の切っ先を離す。あさるの養父の娘で小平留萌(こだいらるもい)、学年は同じ学校の普通科の二年生で、なぎなた部のキャプテン、国体選手でもある。「なんだバレてたか。何男の子三人で話してるの?」なぎなたを袋に入れながら聞く。「あら?今日は部活ないの?早いねのね?」希はさりげなくごまかし、その間にあさるたちは、紙を隠してなにくわぬ顔をする。「今日は監督いないから休みなんだ。自主練だって。で、何話してたの?」留萌は、あさるたちを覗きこむ。「何買い食いするか決めてたんだよ、うん」あさるは、島牧にアイコンタクトをすると「腹ペコだし。留萌ちゃんもどう?野郎三人じゃ味気ないないし…なんなら俺と一緒にメシでも…」と格好をつけながら言うと…「あんた置いていくわよ。」希の声がすると振り向くと、三人は境内から出て歩きだしていた。「おーい置いて家内で」慌てて追いかける島牧であった。

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