MORTAL〜ユイイツタシカナフサワシサ〜1日目ー?
「まったく・・・今日はさんざんな一日だったな・・・。」
時刻は17時。
そろそろキリカに死の宣告をされて丸一日になる。
・・・本当に、僕はあと2日で死んでしまうのだろうか?
「ドッキリ・・・じゃないよなぁ・・・あいつ等は跡形もなく消えたしな・・・」
思い返してみると、今日一日で僕の世界は一変した。
死神が出てきて死を宣告し、また別の死神が出てきてボロボロにされた。
「あぁ・・・絵美・・・あいつとも、別れたんだよな・・・」
思い返せば返すほどに憂鬱になる。
「ははは・・・欺瞞か。」
と、その時
「キャーーー!!やめてください!」
その声で一気に現実に戻される。
明らかな女の悲鳴。・・・それも聞いたことのある。
「・・・・・・絵美か!?」
場所は声からしてそう遠くないはず。
そう、この曲がり角を曲がって・・・いた。
人数は3人。
ヤンキー風な男たち。
そして・・・やはり絵美だった。
「何をしているんだ!!」
そう言いつつ、相手の武器を確認する。
武器は無し。
きっと大丈夫。
「あぁ?何だ、おめぇ!?」
「か、彼方!?」
「何だ・・・?その言葉、そっくりそのまま君らに返したいね。君たちは何をしているんだ?」
「そこの女と今から仲良く遊ぶんだよ!!」
「仲良く・・・?ね。この子は明らかに君らを見て怖がっているみたいだけど?」
「うるせぇ!がたがた言ってると本気でぶっ殺すぞ!」
リーダー格の男がそう言うと、残りの2人も僕を囲むように陣を張る。
「ははははははははははははははははははははははは!!」
考えれば考えるほどに笑いが止まらない。
僕は一体何をしているのだろう?
明後日には死ぬのに、こんなところで偽善者ぶるのか?
ふった女のために?
自分がやられるかもしれないのに?
「ははははははははははははははははははははは!!」
欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!
そうだそうだ、考え方を変えよう。
これはストレス解消なのだ。
理不尽な死を突きつけられたことによるストレスの。
「こいつ、笑ってやがる。・・・気持ちわりぃ・・・兄貴、さっさとやっちまおうぜ!!」
だから、今からする行為にストレス解消以外の意味なんてない。
そうだ。
そういうことにしよう。
「なぁ、君たち。言っておくが、僕は強いよ。」
時刻は17時。
そろそろキリカに死の宣告をされて丸一日になる。
・・・本当に、僕はあと2日で死んでしまうのだろうか?
「ドッキリ・・・じゃないよなぁ・・・あいつ等は跡形もなく消えたしな・・・」
思い返してみると、今日一日で僕の世界は一変した。
死神が出てきて死を宣告し、また別の死神が出てきてボロボロにされた。
「あぁ・・・絵美・・・あいつとも、別れたんだよな・・・」
思い返せば返すほどに憂鬱になる。
「ははは・・・欺瞞か。」
と、その時
「キャーーー!!やめてください!」
その声で一気に現実に戻される。
明らかな女の悲鳴。・・・それも聞いたことのある。
「・・・・・・絵美か!?」
場所は声からしてそう遠くないはず。
そう、この曲がり角を曲がって・・・いた。
人数は3人。
ヤンキー風な男たち。
そして・・・やはり絵美だった。
「何をしているんだ!!」
そう言いつつ、相手の武器を確認する。
武器は無し。
きっと大丈夫。
「あぁ?何だ、おめぇ!?」
「か、彼方!?」
「何だ・・・?その言葉、そっくりそのまま君らに返したいね。君たちは何をしているんだ?」
「そこの女と今から仲良く遊ぶんだよ!!」
「仲良く・・・?ね。この子は明らかに君らを見て怖がっているみたいだけど?」
「うるせぇ!がたがた言ってると本気でぶっ殺すぞ!」
リーダー格の男がそう言うと、残りの2人も僕を囲むように陣を張る。
「ははははははははははははははははははははははは!!」
考えれば考えるほどに笑いが止まらない。
僕は一体何をしているのだろう?
明後日には死ぬのに、こんなところで偽善者ぶるのか?
ふった女のために?
自分がやられるかもしれないのに?
「ははははははははははははははははははははは!!」
欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!欺瞞!
そうだそうだ、考え方を変えよう。
これはストレス解消なのだ。
理不尽な死を突きつけられたことによるストレスの。
「こいつ、笑ってやがる。・・・気持ちわりぃ・・・兄貴、さっさとやっちまおうぜ!!」
だから、今からする行為にストレス解消以外の意味なんてない。
そうだ。
そういうことにしよう。
「なぁ、君たち。言っておくが、僕は強いよ。」
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