携帯小説!(PC版)

召喚天使?

[473]  沢森奈々  2007-01-04投稿
「で、結局どんな事ができるわけ?」
やってはいけない事がたくさんありすぎて、どんな願いならいいのかがわからない。
「だから、この契約に引っ掛からないことだよ!」
「…例えば?」
「あぁ?例えば?」
この柄の悪さ全開の口調は何とかならないんだろうか…。
「例えばか…。誰かの願いなんか聞いた事ねぇからわかんねえ。」
あっさりと言われた。
本当に天使なんだろうか。
僕の頭には、そんな事ばかり浮かぶ。
「おい!てめぇ!人がせっかく考えてやってんのに、聞いてんのかよ!?」
頭をはたかれた。 「痛っ!」
手癖が悪い。これじゃあ、その辺の不良と変わらないじゃないか…。
不満はたくさんあったが、また叩かれたくはないので「ごめん。じゃあ、この事件が解決するまでに考えるよ。」
と答えた。
セラは、納得したように頷いた。
「明日から、早速調査始めるぞ。今の所、この紙が出回ってるのはお前の学校だけだから、そこにこれを書いた奴がいる可能性が高い。」
それを聞いて、嫌な予感がした。
「もしかして…僕の学校来たりする?」
「何言ってんだ。当たり前だろうが。」
マジですか…。
僕は、平穏な学生生活が崩れさるという確信で、内心ひっそりとため息をついた。

感想

  • 6095: 拝見させて頂きました。是非早く続きを読ませて頂ければと思います。 [2011-01-16]
  • 6110: 感想ありがとうございます(^-^) なるべく早く続きを書きたいと思います。 [2011-01-16]

「 沢森奈々 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス