月と共に…
月を見る度思い出す。あの時を…。ある夜、僕はいつも通りにコンビニで缶コーヒーとアンパンと雑誌を買った。その帰り道、彼女と出会った。彼女の名前はK。そしてKはこういった。「私は、あなたを知っている。私はあなたのもの」僕はいままでにない恐怖と不安で持っていた買い物袋を落とした。その場には僕の心臓の音と缶コーヒーのカランカランという音と彼女の足音。僕はその場から逃げようと思っても動くことができなかった。
「やばい。殺られる。」
彼女は笑ったまま僕に近付いてきた。
そう思うと体が動いた。そして精一杯に力をふり絞って逃げた。
K:「っまいいわ。あなたは、私から逃げられない。あなたは私のものになる運命なのよ。」彼女はそういって隠し持っていたナイフを直した。
そう、まさしくKはストーカーだったのだ。Kとの出会いは彼の運命を変えていった。これはまだ序盤の話である。
つづく
「やばい。殺られる。」
彼女は笑ったまま僕に近付いてきた。
そう思うと体が動いた。そして精一杯に力をふり絞って逃げた。
K:「っまいいわ。あなたは、私から逃げられない。あなたは私のものになる運命なのよ。」彼女はそういって隠し持っていたナイフを直した。
そう、まさしくKはストーカーだったのだ。Kとの出会いは彼の運命を変えていった。これはまだ序盤の話である。
つづく
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