携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> prism【4】

prism【4】

[265]  瑠香  2007-01-08投稿
あたしが愁也と知り合ったのは、中3の夏。
あいつが同じクラスに転校してきたからだ。


愁也は転校当初から身長が180cm以上あって、顔も綺麗でサッカーやってて面白くて…とまぁ非の打ち所のない男だったから、もちろんモテた。
多分1ヶ月で2桁はいったと思う。

あたしは確か…まるで興味がなかった。
あ、あたしより遥かにデカい―とは思ったかな。
そう、愁也と始めて話したのも、身長のことからだった。




「あんたデカいね、女の割に。名前も漢字が男みたいだし」


ムカ。


「あ、『ミズキ』って言ったらミズキしげるじゃん!!」


ムカムカ。


「ねー友達になろうぜ。俺、小池愁也!よろしくな、しげる」


ブチッ。

感想

感想はありません。

「 瑠香 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス