携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 永久の風1

永久の風1

[211]  粉中  2007-01-10投稿
あれは今から二年前の話だ。当時、中学3年だった俺は友達とゲーセンへ遊びに行っていた。久しぶりのゲーセンで色々な最新ゲームがあった。たしか、あの日は俺の得意なUFOキャッチーをやっていた。友達には格闘ゲームを勧められていたがそれを断りながらやっていた景品が袋一杯になったときあることに気が付いた。財布がない。急いで探したが見つからなかった。すぐ、店員に言って対処してくれると信じていたが信じきれなかった。その後も探し回ったが見つからなかった。友達が
「帰ろうぜ。」
と、言ってきたが俺は
「財布なくしたから探しているからさきに帰ってくれ。」
と、言いすぐさま探しはじめた。友達も帰って20分経っただろうかまだ見つからなかった。探しても無理かと思った瞬間後ろから声をかけられた。
「あのー?」
「はい?」
と俺。
「この財布貴方のですか?」
「え?」
見た俺は驚いた。紛れもなく俺の財布だった。
「どうしてあなたが?」
と、俺。
「どうしてか私の鞄に入ってたんです。多分、間違えて入ったのかな。」
間違えてだとこのドロボウ女め!と、心の中で思いながら
「間違いなら、いいよ。次からは気をつけてほしいけど。」
「本当にすみません。よかったら、これを。」
どうやら、携帯のアドレスのようだ。俺はアドレスが書いてある紙と財布を彼女から取り走って家へと帰っていった。
これが彼女との交際の一ページなんてことも知らずに。

感想

感想はありません。

「 粉中 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス