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大切な2つの時間

[358]  愛羅  2007-01-13投稿
ストリートミュージシャンに明け暮れて、慣れ始めてきた夏のこと。山形駅のバス停前で、いつものように歌ってた。
ふと見ると、ハム太郎のうちわで扇ぎながらずっと聞いてくれる、笑顔の可愛い少年がいました。あたしは、コメントノートを取り出し、少年のもとへ。
少年はたくさんコメント書いてくれました。そして、メールもくれました。名前はヒロ。一目惚れでした。それから何度も連とっては、遊び、大切な話をするときはいつも近くの公園で、星を見ながら手をつなぎ話していました。毎日毎日二人でいろんな話をしました。男子禁止のアパートに何度も泊まりました。もちろん関係だって…。
ある日のこと、いつものように駅で歌っていると、そこへスケボーにのったいかにもホストっぽい人が、目の前で止まり話しかけてきました。何度か会ううちに恋に落ちていました。それがカイ。
ある日、学校の体育館で新体操をしていると、カイからお金を貸して欲しいと連絡が。あたしはすぐにヒロに相談しました。ヒロには、貸すなよ!と言われていたのに、あたしは困っているカイをほおっておけなくて、3万貸してしまいました。それがズルズルと続くようになり、いつしか携帯料金まで払うようになっていました。
それを見ていた、ヒロと1回は縁が切れたのに、ヒロは心配してくれました。
12月のある日のこと、ヒロはアパートにきて、あたしの下着の洗濯物に、にこりとしました。慌てて隠そうと必死だったけど、それまでに我慢してたものがプツリと音をたてて切れ、あたしはヒロの胸にうずくまり涙を流しました…。

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