百鬼夜行 ?
「美優〜遅刻するよぉ!」 「ごめん今行くー!」 美優は勢いよく階段をかけ下りた。 「ごめん彩ちゃん…寝坊しちゃった」 美優は申し訳なさそうに言った。 「めずらしいじゃん美優が寝坊なんて、また修君のこと考えてたんでしょ?」 彩はニコニコしながら美優をおちょくった。 「ち、違うよ!それより早く行こうよ!遅刻しちゃう…」 美優は早歩きで彩を追い越した。 学校の正門をくぐると突然彩は前方を指差した。 「あっ、修君だ!ほら美優行ってあげなよ」 そう言って彩は美優の背中を押した。 「…お、おはよう修君…」 美優は少し照れていた。 美優と修は1ヶ月くらい前から付き合っている。付き合っていると言っても美優は初めてのことでまだ不慣れなところもあった。だが美優はモテないわけではない。美優の内気な性格が問題なのかむしろ小柄で可愛いらしい美優はモテるほうだ。 「おはよう美優!…どうかした?顔赤いよ?」 修は心配しながら美優の頬に触れた。 「…な、なんでもないよ!大丈夫!」 美優はさらに顔を赤らめうつむいてしまった。
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