嫌いッ?……なんかなぁ?3
「好きになりそうな人は居るかなっ!」
って、あたしゎ何で梶間なんかにこんな話……
でも、こう言えば諦めてくれるかも……?
「それ誰ですか!?教えて下さいっ!!」
「何であんたに、あたしの好きな人誰か教えなアカンのよっ!!」
あたしゎ、ちょっと怒りながら言って、言い終わったら‘プーッ’てホッペを膨らませた。
「すいません……。でも、気になるじゃ無いですか…」
あたしゎ、膨らませたホッペの空気を吐き出して、 「何で??」って聞いてみた。
そしたら梶間が、 「もう。先輩は自分の好きな人に好きな人が居るって聞いたら、その人が誰なのか気になりませんか??」「………なる。」
「でしょっ??そう言う事ですよ。 すいませんけど、先輩に好きな人居るからって諦めませんから!」
いつになく真剣な顔であたしの目を見てそう言ったら梶間は、あと何メートルか先に見える校門に向かって走って行った。
「えっ!?ちょっ!!梶間ッ??」
あたしの梶間を呼ぶ声と、他の少数の生徒の登校する音が、まだ少し静かな町に響いていた。
*続く*
って、あたしゎ何で梶間なんかにこんな話……
でも、こう言えば諦めてくれるかも……?
「それ誰ですか!?教えて下さいっ!!」
「何であんたに、あたしの好きな人誰か教えなアカンのよっ!!」
あたしゎ、ちょっと怒りながら言って、言い終わったら‘プーッ’てホッペを膨らませた。
「すいません……。でも、気になるじゃ無いですか…」
あたしゎ、膨らませたホッペの空気を吐き出して、 「何で??」って聞いてみた。
そしたら梶間が、 「もう。先輩は自分の好きな人に好きな人が居るって聞いたら、その人が誰なのか気になりませんか??」「………なる。」
「でしょっ??そう言う事ですよ。 すいませんけど、先輩に好きな人居るからって諦めませんから!」
いつになく真剣な顔であたしの目を見てそう言ったら梶間は、あと何メートルか先に見える校門に向かって走って行った。
「えっ!?ちょっ!!梶間ッ??」
あたしの梶間を呼ぶ声と、他の少数の生徒の登校する音が、まだ少し静かな町に響いていた。
*続く*
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