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愛したい...(9)

[648]  2007-01-16投稿


「…お兄ちゃん.
ごめんね

電話なってるよ?」


「…うん」


「出た方がいいよ」


「…」


しぶしぶ電話に出た

「…もしもし」


『りゅ〜じ!!お前今起きたん?!』


和也からだ


「雨降ってるから今日は行かん」


『は?!もう止んでますけど〜』


ピっ-




…ピリリリッ





『てめっリュージ!!切ってんちゃうぞ!!(怒)』


「もぉ〜何やねん」

『イキナリ切るからや!!
学校こやんの-?』


「行かん

今日はええわ」


『は〜?せっかくええバイト見つけたのに〜』


「1人でやれ

んじゃ〜な〜」


『せ〜っかく誘ったろ思っ…』
ブッ-



和也が何か言ってたが

途中で切った


俺は今他の事に頭まわらんねん



「…お兄ちゃん?」

ましろは心配そうに俺を見る

「ええねん

こいつとはいつも
こんな感じやから笑」



「嫌いな人なの?」


「え?」


「冷たかったもん」


「…嫌いじゃないけど…」


和也はむしろ結構好き

あほやし



「じゃあ優しくしてあげなきゃ

もしかしたら向こうは

悲しんでるかもしれないよ…?」


「う〜ん」


冷たくしてるつもりはないんやけどな…

ただこれが俺らのノリやし


「ね?」


ましろは何か寂しそうな言い方だった



かなわんわ笑

「うん.そやな」



その瞬間ましろは笑顔で振り向いた


「うんっ」




あいつがいたら
こんな顔して笑ってたんかな?


可愛いかったんやろな


んな事ばっか考えてたら


俺カナリのシスコン野郎なんやと思った



「ハハッ」


「お兄ちゃん??」


「調子狂うわお前」

「へ??」


「褒めてんねん笑」


「ん〜??」

ましろは意味を分からず頭を悩ませてる



「…お前これからどうするん?」



「…」

ましろの顔は一瞬曇った



「とりあえず疲れてるやろうし
俺ん家来るか?」


「えっ…いいのっ?」


「いーけど…とりあえずな!」


「…お兄ちゃん

ありがとう」


ましろは笑った


調子狂うわほんま笑


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