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不思議な夢詩【1話 出会い?】

[274]  2007-01-18投稿
「じゃーな。陽向。」
電車を降りたホームで別れた際に友人が陽向に言葉を告げる。
「うん。じゃーな。」
杉原陽向(すぎはら ひなた)。高校2年生の男子。
母は小さい頃他界、父は単身赴任で家には居ない。
なので駅と商店街が近いマンションに1人暮し。
だから家にはいつも誰も居ない。
もちろん今日もそのはず―――・・・だった。
陽向が家の鍵を開け、家の中へ入ると
「捺ーっここ何処だろうねー?」
という声がする。
―――・・・そこはオレの家なんだけどなぁ〜・・・と陽向は思いつつリビングへ通じる扉を開ける。中に居たのは
「あっ・・・れ?人?!」
9歳時っぽい男の子が居た。灰色の髪の毛が風に吹かれてふわふわ揺れている。
「人って・・・君も人だよ・・・?」
陽向は動揺しながらもつっこんでみる。
「嘘だぁ〜・・・って本当だぁっ捺〜久々だねー。」
その小さな男の子は手をまじまじと見ながら言う。
「んーまぁこの際君が何でここに居るかは後回しにしてさ、君 名前は?」
「僕?僕は雪葉朝兎(せつは あさと)っていうんだぁ。」
にこ、と笑って自己紹介をする。
「オレは杉原陽向。一応ここの住民なんだけど・・・。」
「えっ?!あー!どうしようっ捺っ!ここ陽向って人の家なんだって!」
焦っている朝兎を見ていた陽向は思わず
「・・・住む?雪葉と捺・・・?さんも。」
と言った。
未だに姿の一つも見せない捺という人物も含めて。

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