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リトルブルー??【危険の中へ】

[272]  あヤッペ  2007-01-20投稿
[ちょっとザック!!どこいくの]

ザックは刀二本を腰に挿すと、藪の方にはしってゆく

サクラが追いかけ、服の袖をつかむ。ザックはゆっくり振り向いた

[クーロンを助けに行く、]

[でも、クーロンも弱くはないから大丈夫-----]

ザックの目が鋭くなる。サクラは怯んで手を離した

[一匹だけならな。でも奴らは最低でも【百匹】いる、だから行くんだ]

だだっ、とザックは藪のほうに駆けてゆく。
やがて見えなくなり、あたりは静寂に包まれた

[レイン・・・・・。]

サクラがレインに話しかける。レインはクーロンを置いていった罪悪感で混乱していた

[あた、あた。あたしのせいっ。ダーリンっ・・・・・、がぁ]

だめだ、錯乱していて何を言っても聞いてくれない
サクラは暫く目を閉じ、考えると
再びレインのに近づき、

[じゃあさ、行こうよ。クーロンのとこに]

[ふぇ?]

泣きじゃくっていたレインが顔を上げ、すこしだけ希望が見えた

[そんなに心配なら行けばイイじゃん。行って、クーロンに謝ればいい。]

にこやかにサクラが諭すと、老人が少しおこりながら

[それはならぬ!!おなごだけで行くには危険じゃ!!]

しかし、そんな忠告もサクラ達に意味はない

[行かせて下さい]

[・・・]

老人は黙り込む
サクラの言葉には決意があり、レインもまたそうだった

[・・・むぅ。よかれう、しかし、気をつけてゆけよ・・・・・・・・・。て、あれ?あやつらはどこに]

{ザックを追って藪の中に・・・・・}

若者がそう言うと、老人はまったく、と言って藪の方を見つめた

[(しかし、禁断の藪の封印は百年近く続いたはず・・・・・。それがなぜ、今ひらかれたのか・・・・・・・・・・・・・・・。まさか、)]

老人は神妙な顔で藪を睨んでいた

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