携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> 〜Stliker〜哀編(31)

〜Stliker〜哀編(31)

[679]  焼き魚  2007-01-27投稿
綾香達は『ワルノメーリファミリー』がかつて使用していた砦に辿り着いた。綾香達はジープから降りると階段を伝い砦の門に向かった。
綾香「ねぇ!ここってなんの施設なんだよ?」
ゲンは大荷物を抱え階段を昇っている。その姿は屈強な男と見間違える位だ。
ゲン「ここはかつての義賊の砦じゃ!!龍雅を含めた遊撃隊はこの砦を落とすために激しい戦いを繰り広げた。あのパラボナアンテナを見よ!!」
ゲンと綾香は足を止めた。
二人の見つめる砦の頂には巨大なパラボナアンテナが備えられていた。
ゲン「あれは特定危険生物を追い払う電磁波を発生させるためのアンテナじゃ!!」
綾香はここで何かに気がついた。
綾香「わかった!!あれを使ってあの群れを追い払う作戦だ!!」
ゲンはニヤリとした。
ゲン「追い払うだと?甘いな!!この際だから全部やっつけてしまう作戦じゃ!!あのアンテナを強化すれば十分に可能じゃ!!」
綾香は入口の方を向いた。
綾香「わかった!!早く行こう!!アタシに他に出来ることは?」
ゲン「ご覧のとおり手が塞がっていて前も見えない。お前には進路の確保をお願いする。」
二人は砦の中に入って行った。

一方こちらは敵に取り囲まれたディア=パノス。
龍雅の善戦虚しく敵の数は減る気配もない。
さすがの龍雅も激しい操縦により息が切れていた。
龍雅(…お…多い。一体こんな数の敵、どこから?)
ジゴクワグマが三体同時にディア=パノスに襲い掛かって来た。
ディア=パノスはバーニアを使い後退した。
間合いが出来ると今度はディア=パノスが体重を乗せて右ストレートを先頭にいたジゴクワグマにお見舞いした。
喰らったジゴクワグマは黒い大群の中に消えていった。
残ったジゴクワグマが怯まずに二体同時の突進攻撃を仕掛けて来た。
バチィィィン!!
まともに二体同時に喰らってしまった。しかし!!
ググ…ググ…。
ディア=パノスは両手でそれぞれの頭を掴み、攻撃を踏ん張った。
龍雅(出力65%に引き上げ。パワースタビライザー下方に修正。)
両手で掴んだ頭をぶつけ合って粉砕した。
再び腰に備えていたマシンガンを左手に持って銃口を大群に構えた。
バババババババババ!!
マシンガンを撃ち始めたと同時に再びバーニアを全開にした。

感想

感想はありません。

「 焼き魚 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス