GAME 9
シャワーもあびなくちゃだし朝ご飯も二人分だしで、ほんとに考える暇すらなく慌ただしい朝になっちゃった。
それでもいつも通りの時間に家を出ようとした時、タカシが声を上げた。
「アネキ…行くの……?」
「あぁタカシ、昨日はありがと!じゃあ行くわね!」
「あ…昨日……」
何か言いかけてたけど聞いてる余裕はない。
ごめんねタカシ!
そのおかげでバスにも間に合い、いつも通りに出勤できた。
良かった〜この年で“失恋のため遅刻”なんて笑えない。
でも最悪……よりによって1時間目がシンのクラスだ。
教室の前で深呼吸。
「………よしっ!」
気合いを入れて扉を開けた瞬間――
ヒューヒュー
「おっ登場〜!」
「レイちゃん昨日は楽しかったぁ?」
「寝不足?」
「エロ〜!!」
な、なにごと!?
クラス中がニヤニヤしながらはやしたててくる。
「な、何の話?」
その場に立ち尽くしたまま呟くと、男子が手を挙げた。
「レイちゃん、俺昨日見ちゃった♪」
「何を?」
「レイちゃんが男といるとこ〜。」
えっ……
「男に抱き抱えられて歩いてた〜。酔っぱらってたの?ちょー可愛かったし。」
それでもいつも通りの時間に家を出ようとした時、タカシが声を上げた。
「アネキ…行くの……?」
「あぁタカシ、昨日はありがと!じゃあ行くわね!」
「あ…昨日……」
何か言いかけてたけど聞いてる余裕はない。
ごめんねタカシ!
そのおかげでバスにも間に合い、いつも通りに出勤できた。
良かった〜この年で“失恋のため遅刻”なんて笑えない。
でも最悪……よりによって1時間目がシンのクラスだ。
教室の前で深呼吸。
「………よしっ!」
気合いを入れて扉を開けた瞬間――
ヒューヒュー
「おっ登場〜!」
「レイちゃん昨日は楽しかったぁ?」
「寝不足?」
「エロ〜!!」
な、なにごと!?
クラス中がニヤニヤしながらはやしたててくる。
「な、何の話?」
その場に立ち尽くしたまま呟くと、男子が手を挙げた。
「レイちゃん、俺昨日見ちゃった♪」
「何を?」
「レイちゃんが男といるとこ〜。」
えっ……
「男に抱き抱えられて歩いてた〜。酔っぱらってたの?ちょー可愛かったし。」
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