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リトルブルー??【リトルブルーの意志】

[231]  あヤッペ  2007-01-28投稿
[うそぉ・・・]

【ドベガバヌルブアガ・・・・】

サクラたちは今
絶体絶命の危機にあった

[やばい系・・・・あはははは...]

レインの顔も引きつる

敵に囲まれたのだ
しかも かなりの数の敵に

【グアオウイナマセイザンナァ】

[な、何言ってるの・・・こいつら]

言葉のような声を放つ怪物
サクラは心の中で願った

[(青・・・・・助けてよ・・・!)]

しかし届くはずもなく、怪物はジリジリ近づいてくる

少し怪物が動くたびに恐怖がこみ上げてくる

[あっ・・・・、サクラ!!アレ・・・]

レインが固まっているサクラの肩を揺する

言われてゆっくりと振り返ると・・・

[???門・・・だ]

うん とレインが指差しながらサクラを見る

入ろう。と サクラにアイコンタクトを送っているのだろう

確かに入らなければこの怪物の大群から逃れられない

しかし、サクラはこの門には入りたくなかった

その茶色の大きい門は見るからに古くて、そして何故か

[(この門・・・・見たことが・・ある・・)]

しかし、はっきりとは覚えていない
思いだそうとしても霧がかかったように霞む記憶

はっきりしないのが気持ち悪くて
入りたくなかった

しかしレインはサクラの腕を強く掴み、門の方に引っ張っていく

[ちょっ・・・!嫌だってば!!違うとこに逃げよーーーー]

サクラは戻ろうと足を踏ん張る が、
まったく動けない
しかもレインは腕を掴んで、その場に立っているだけなのに

[レイン・・・・?]

『世界が終わろうとしている・・・止める方法は一つ』

ぬらぁ、と顔を上げる

[!!]

サクラを見た顔は、レインではなかった

闇のような漆黒跳ねた毛に、短い三つ編み、白の分厚いコートに怪しい仮面

『リトルブルーの意志を継ぐものを生贄の祭壇に捧げる』

[え?]

男のつけている仮面の表情は気持ち悪いぐらい笑っていた

[離してよ!!]

ぐい、とサクラは自身の腕を引くが男はびくともしない

『リトルブルーの意志を継ぐもの・・・』

恐怖

後ろにたむろする怪物よりも巨大な恐怖

[あ・・・あ・・・]

仮面の裏で男が笑ったような気がした

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