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ミカン色の朝

[178]  北野っち  2007-01-30投稿
ミカン色の朝が

優しい風を運んでくれる

その風は

ほのかに君の匂いがした

風に乗って

君の笑い声が

優しく 優しく

僕を包み込んでくれる


こっちの風は

君に届いているだろうか

僕の

軽くほくそ笑む声


僕の


君の気をひくためにちょっと奮発した

甘い香水の香り


届いているはず

なぜならこのミカン色の朝が

君と僕とを繋げているんだ

だって

僕らは同じ朝を見てるから

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