君に送る言葉?(2)〜side A〜
…何が起こっているんだろう。
いつもと違う様子の先生が心配で、私はあの部屋へ行った。
先生が来るのを待つために。
先生の匂いがする。
微かなタバコの匂いとせっけんの香り。
私は今、先生の腕の中にいる。
「先…生…?」
抱き締めてくる腕の力は強くて、温かかった。
先生が小さく震えてる気がして、もう一度呼んでみる。
「先生。」
すると、先生は、はっとしたように腕の力を抜いた。
「…すまない。」
と私の方を見ずに言った。
どうして謝るの?
なんで、私の方を見ないの?
その事に傷ついたけど、それ以上に先生が傷ついているように見えて、 気がついたら、先生の髪を撫でていた。
先生を見上げる。
先生は驚いた顔をして、やっと私の方を見た。
「浅岡。」
私を呼ぶその声は、どこか苦しそうで今にも泣き出しそうだった。
いつもと違う様子の先生が心配で、私はあの部屋へ行った。
先生が来るのを待つために。
先生の匂いがする。
微かなタバコの匂いとせっけんの香り。
私は今、先生の腕の中にいる。
「先…生…?」
抱き締めてくる腕の力は強くて、温かかった。
先生が小さく震えてる気がして、もう一度呼んでみる。
「先生。」
すると、先生は、はっとしたように腕の力を抜いた。
「…すまない。」
と私の方を見ずに言った。
どうして謝るの?
なんで、私の方を見ないの?
その事に傷ついたけど、それ以上に先生が傷ついているように見えて、 気がついたら、先生の髪を撫でていた。
先生を見上げる。
先生は驚いた顔をして、やっと私の方を見た。
「浅岡。」
私を呼ぶその声は、どこか苦しそうで今にも泣き出しそうだった。
感想
- 6299: いい!!byサト [2011-01-16]
- 6385: 深山です。感想ありがとうございます!あと、続きが遅くなってしまっていて本当に申し訳ありません…。文が浮かばず困ってます(*_*) [2011-01-16]