ありがとうの気持ち?
あたしは電話で話した事はあっても会った事がなかったから顔はわからなかったけど、
メールで『放課後、門の前に来い』
と一言メールが来てたので、コイツか…
とスグわかった。
制服も違うし。
あたしは正直メールの言葉にイライラしていた。
年下のくせに命令かよ!
由希を見つけたあたしは
『舞だけど。なに?』
と声をかけた。
『お前、克也と付き合ってんじゃねぇよ!』
由希は見た目が派手でギャル系でケンカっ早そうな感じの子だった。
だけどあたしにも意地があるから
『誰が付き合ってるって言った?意味わかんないんだけど』
と冷たく返した。
『意味わかんねぇのはこっちだっつーの!うまくいくようにしろって言ったろ?!』
とあたしに殴りかかろうとした。
それを由希の付き添いで来てた友達が止めた。
あたしは心臓バクバクだったが
『あのさ、もう子供じゃないんだから手じゃなくて口で解決したら?人に当たる前に自分がなんで克也に受け入れられないのか考えた?あたしに言いたい事あるなら全部言って。その代わりあたしも全部言わせてもらうから』
由希はあたしの言葉に涙した。
由希の話だと、克也は由希に気を持たせるような事をしつつも、告白されるとあたしの名前を出して逃げるらしい。
ってか…
あたしを好きだなんとかじゃなくて、ただ単にあたしは名前を使われてるだけじゃない?!
と思ってきた。
そしたらだんだん由希が可哀相に見えてきた。
『あたしね、今の彼氏を失いたくないから、正直巻込まないで欲しいんだ。克也との電話で余計な思い出話とかしたのは確かに反省してるけど、あたしは言われた通り、由希ちゃんの事を真剣に考えるように言ったよ?あたしこれ以上、邪魔されるようなら今この場で克也に電話して邪魔しないでって言うよ。それで気が済む?』
由希は小さくうなずく。
メールで『放課後、門の前に来い』
と一言メールが来てたので、コイツか…
とスグわかった。
制服も違うし。
あたしは正直メールの言葉にイライラしていた。
年下のくせに命令かよ!
由希を見つけたあたしは
『舞だけど。なに?』
と声をかけた。
『お前、克也と付き合ってんじゃねぇよ!』
由希は見た目が派手でギャル系でケンカっ早そうな感じの子だった。
だけどあたしにも意地があるから
『誰が付き合ってるって言った?意味わかんないんだけど』
と冷たく返した。
『意味わかんねぇのはこっちだっつーの!うまくいくようにしろって言ったろ?!』
とあたしに殴りかかろうとした。
それを由希の付き添いで来てた友達が止めた。
あたしは心臓バクバクだったが
『あのさ、もう子供じゃないんだから手じゃなくて口で解決したら?人に当たる前に自分がなんで克也に受け入れられないのか考えた?あたしに言いたい事あるなら全部言って。その代わりあたしも全部言わせてもらうから』
由希はあたしの言葉に涙した。
由希の話だと、克也は由希に気を持たせるような事をしつつも、告白されるとあたしの名前を出して逃げるらしい。
ってか…
あたしを好きだなんとかじゃなくて、ただ単にあたしは名前を使われてるだけじゃない?!
と思ってきた。
そしたらだんだん由希が可哀相に見えてきた。
『あたしね、今の彼氏を失いたくないから、正直巻込まないで欲しいんだ。克也との電話で余計な思い出話とかしたのは確かに反省してるけど、あたしは言われた通り、由希ちゃんの事を真剣に考えるように言ったよ?あたしこれ以上、邪魔されるようなら今この場で克也に電話して邪魔しないでって言うよ。それで気が済む?』
由希は小さくうなずく。
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