FREEDOM
「また帝国が惑星を征服したってさぁ〜」
「マジで!?これで43だぜ!?いい加減にしてほしいぜ〜全くさぁ…銀河連合は何してんだか…さっさと艦隊を派遣してもらわないとココも危ないんじゃねぇの〜」
「ホントだよなぁ…連合がダメなら地球政府が艦隊を派遣してくれてもいいけどなぁ」
「無理だろ〜地球は無関係を突き通すだろうよ」
ここは地球から5000光年ほど離れた位置にある銀河バフスクにある惑星レコア…時は西暦8000年…ワープ航法が確立し人類は数億もの銀河に散らばりそこで新たな世界を作り始めた頃の話である…
惑星レコア所属護衛艦…四番艦ゲンジ
「間もなくワープを離脱、レコア圏内1200kmに入ります。」
「うむ、分かった。」
「到着すればこの艦はどうなるんですか?」
「一度USIに返還…改めてレコア政府が購入そして配備になる手筈だ」
「じゃあ兄弟艦のヘイジも同じですか?」
「多分な…」
「やはりこの時期に新造艦の配備は帝国への牽制ですか?」
「はぁ…私は政治家じゃないからそんなコトは知らん、それに君は艦長候補生だろ?それとも政治家にでもなる気か?」
「すみません…艦長」
「君は艦長としては最高だが、秘書としては最低だな」
「冗談はやめて下さい」
「フッ、若いな」
そんな会話がブリッジで話されていた。このゲンジは航海試験と候補生の実習を兼ねてUSIより提供されていた。
「なぁ…なんで軌道港に入らないで軌道上に待機してんだぁ?」
「さぁな〜トラブルでもあったんだろ、なんせ新造艦だしな」
「でもよ、それにしちゃ変だろ、士官候補生は全員士官食堂で待機なんてのはさ」
「確かになぁ〜」
「みんなっ、静かにして!!」
「おい、なんだよ!?」
ざわついていた食堂に衝撃が走り、シン…と静かになり、天井から下がっているテレビに候補生たちの視線は釘付けになった。
「銀河時刻11:00に惑星レコア所属の護衛艦アカギは惑星国家連邦所属の戦艦ピサロの攻撃を受け撃沈され、同時に惑星国家連邦は惑星レコアに対し宣戦布告を行いました。これに対しレコア政府は即時降伏を宣言し惑星国家連邦の一員になる条約を締結しました…」
続く
「マジで!?これで43だぜ!?いい加減にしてほしいぜ〜全くさぁ…銀河連合は何してんだか…さっさと艦隊を派遣してもらわないとココも危ないんじゃねぇの〜」
「ホントだよなぁ…連合がダメなら地球政府が艦隊を派遣してくれてもいいけどなぁ」
「無理だろ〜地球は無関係を突き通すだろうよ」
ここは地球から5000光年ほど離れた位置にある銀河バフスクにある惑星レコア…時は西暦8000年…ワープ航法が確立し人類は数億もの銀河に散らばりそこで新たな世界を作り始めた頃の話である…
惑星レコア所属護衛艦…四番艦ゲンジ
「間もなくワープを離脱、レコア圏内1200kmに入ります。」
「うむ、分かった。」
「到着すればこの艦はどうなるんですか?」
「一度USIに返還…改めてレコア政府が購入そして配備になる手筈だ」
「じゃあ兄弟艦のヘイジも同じですか?」
「多分な…」
「やはりこの時期に新造艦の配備は帝国への牽制ですか?」
「はぁ…私は政治家じゃないからそんなコトは知らん、それに君は艦長候補生だろ?それとも政治家にでもなる気か?」
「すみません…艦長」
「君は艦長としては最高だが、秘書としては最低だな」
「冗談はやめて下さい」
「フッ、若いな」
そんな会話がブリッジで話されていた。このゲンジは航海試験と候補生の実習を兼ねてUSIより提供されていた。
「なぁ…なんで軌道港に入らないで軌道上に待機してんだぁ?」
「さぁな〜トラブルでもあったんだろ、なんせ新造艦だしな」
「でもよ、それにしちゃ変だろ、士官候補生は全員士官食堂で待機なんてのはさ」
「確かになぁ〜」
「みんなっ、静かにして!!」
「おい、なんだよ!?」
ざわついていた食堂に衝撃が走り、シン…と静かになり、天井から下がっているテレビに候補生たちの視線は釘付けになった。
「銀河時刻11:00に惑星レコア所属の護衛艦アカギは惑星国家連邦所属の戦艦ピサロの攻撃を受け撃沈され、同時に惑星国家連邦は惑星レコアに対し宣戦布告を行いました。これに対しレコア政府は即時降伏を宣言し惑星国家連邦の一員になる条約を締結しました…」
続く
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