春のうた-?-
ねぇ、みーちゃん
あの時の私には、あなたの気持ちに気付く事なんて出来なかった。
1つ1つの言葉に迷ったり、悲しんだりして
やめた方が楽だって………何かいも思った。
でも、あなたに出会えたから
私はこんなに強くなれたんだよね。
人を愛する大切さを感じれたんだよね。
ありがとう。
いま、あなたに心から言えるんだよ。
でも、それはまだ先の話し…………
*******************「あの…藤原くん」
初めて出会ったのは、桜が舞う入学式。
同じ剣道部を希望していた私達は、そこで顔を合わせる様にはなったけど…その頃から無表情な藤原くんとは、特に会話をするわけでもなくて…
5月になるまで、藤原くんの名前もクラスも覚えてなかったんだぁ………
だから、同じ部活に入ってるだけの私に親切にしてくれた藤原くんの優しさに不思議な好感を持ったんだ………
「なに?」
一定のリズムで喋る藤原くん。
あ…何で呼んだんだろ!
「部活……頑張ろうねっ」
うゎああ……何が言いたいんだろ…私
「あ…ごめっ何でもない……」
「…そうだね。」
私のとっさの意味不明な発言が笑えたのか、ちょっと目を細め静かに廊下を歩いていったんだ…
あの時の私には、あなたの気持ちに気付く事なんて出来なかった。
1つ1つの言葉に迷ったり、悲しんだりして
やめた方が楽だって………何かいも思った。
でも、あなたに出会えたから
私はこんなに強くなれたんだよね。
人を愛する大切さを感じれたんだよね。
ありがとう。
いま、あなたに心から言えるんだよ。
でも、それはまだ先の話し…………
*******************「あの…藤原くん」
初めて出会ったのは、桜が舞う入学式。
同じ剣道部を希望していた私達は、そこで顔を合わせる様にはなったけど…その頃から無表情な藤原くんとは、特に会話をするわけでもなくて…
5月になるまで、藤原くんの名前もクラスも覚えてなかったんだぁ………
だから、同じ部活に入ってるだけの私に親切にしてくれた藤原くんの優しさに不思議な好感を持ったんだ………
「なに?」
一定のリズムで喋る藤原くん。
あ…何で呼んだんだろ!
「部活……頑張ろうねっ」
うゎああ……何が言いたいんだろ…私
「あ…ごめっ何でもない……」
「…そうだね。」
私のとっさの意味不明な発言が笑えたのか、ちょっと目を細め静かに廊下を歩いていったんだ…
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