恋愛対戦記 ?
<なっ・・・何言ってんの・・・私?>
しゃがみ込む真帆。
<かっこいい人なんて、智幸しかいないのに・・・・――――>
〜次の日(休み時間、屋上の階段)〜
屋上に続く階段のてすりにひじをついている真帆。
「は〜っ・・・――――」
ため息をつく真帆。下から誰かが近づいてくる。
「おぃっ!どぉした?ため息なんてついて・・・」
悠平が、真帆の隣に立つ。
「悠平・・・・・」
「ん?何かあった?」
「昨日・・・さ・・・・――――」
〜早送り〜
「ふ〜ん・・・智幸がねぇ・・・・」
「うん・・・・宮下さんの事好きなのかな・・・?」
悠平、てすりにひじをつく。
「ってかさ、”智幸よりかっこいい人”なんて、おまえにとっては、いな
いわけなんだろ?」
「うん・・・」
「・・・。そんなこと言ったくらいで、気にしないほうがいいよ?」
「えっ?」
「そんなさ、つい勢いで言ったことを気にしてると、この先真っ暗」
「・・・・・」
黙りこむ真帆。
「第一、智幸が宮下さんの事を好きってことは、まだ決まってないし」
「・・・うん」
「だから、気にするなよ」
悠平、真帆の頭にポンと、手を乗せる。
「何・・・・それ・・・子ども扱い?」
「なっ!・・・・ま、いいや・・・元気ねぇと、おまえらしくねぇぞ!」
「うっ・・・うるさいなぁ・・・・」
「ははは、それでいい!」
「・・・・!」
むっとする真帆。
「じゃぁ、そろそろ授業始まるから、早く教室こいよ」
「あっ・・・・うん!」
悠平、階段を下りて教室に向かう。
「なんか、悠平に励まされると・・・自分が情けなくなるなぁ・・・」
ボソリと、つぶやく。
「けど、ちょっと元気でたかも・・・・」
しゃがみ込む真帆。
<かっこいい人なんて、智幸しかいないのに・・・・――――>
〜次の日(休み時間、屋上の階段)〜
屋上に続く階段のてすりにひじをついている真帆。
「は〜っ・・・――――」
ため息をつく真帆。下から誰かが近づいてくる。
「おぃっ!どぉした?ため息なんてついて・・・」
悠平が、真帆の隣に立つ。
「悠平・・・・・」
「ん?何かあった?」
「昨日・・・さ・・・・――――」
〜早送り〜
「ふ〜ん・・・智幸がねぇ・・・・」
「うん・・・・宮下さんの事好きなのかな・・・?」
悠平、てすりにひじをつく。
「ってかさ、”智幸よりかっこいい人”なんて、おまえにとっては、いな
いわけなんだろ?」
「うん・・・」
「・・・。そんなこと言ったくらいで、気にしないほうがいいよ?」
「えっ?」
「そんなさ、つい勢いで言ったことを気にしてると、この先真っ暗」
「・・・・・」
黙りこむ真帆。
「第一、智幸が宮下さんの事を好きってことは、まだ決まってないし」
「・・・うん」
「だから、気にするなよ」
悠平、真帆の頭にポンと、手を乗せる。
「何・・・・それ・・・子ども扱い?」
「なっ!・・・・ま、いいや・・・元気ねぇと、おまえらしくねぇぞ!」
「うっ・・・うるさいなぁ・・・・」
「ははは、それでいい!」
「・・・・!」
むっとする真帆。
「じゃぁ、そろそろ授業始まるから、早く教室こいよ」
「あっ・・・・うん!」
悠平、階段を下りて教室に向かう。
「なんか、悠平に励まされると・・・自分が情けなくなるなぁ・・・」
ボソリと、つぶやく。
「けど、ちょっと元気でたかも・・・・」
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