携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> BLOODパニック ?

BLOODパニック ?

[374]  иaиa  2006-01-22投稿
 〜次の日(屋上)〜
 「ふ〜ん・・・絵里がそんなことをねぇ・・・」
 「そぉなんだよなぁ・・・・」
 美久と、陽太が屋上で話している。
 「けど、陽太だって、言いすぎじゃないの?」
 「あっ?」
 「絵里だって、あぁ見えて結構がんばってんだよ?」
 陽太、顔をしかめる。
 「絵里ね、この前道端で転んでた子供の手当てしてたんだよ・・」
 陽太、無言で話しを聞く。
 「そのコね、転んで血出てて泣いてて、絵里がねばんそうこう張ってあげ
 ようとしてたんだよね・・・」
 美久、微笑を浮かべる。
 「その時ね、絵里ががんばっているのは知ってたんだけど、笑えてきて
 さ」
 「笑えた?何で?」
 陽太が、不思議そうに問う。
 「だってさ〜、ばんそうこうを張ろうとしているとき、手はガクガクで、
 顔だって、真っ青で・・・今にも悲鳴を上げそうだった・・・」
 「そりゃぁ、笑えるかもな」
 陽太も、微笑する。
 「けど、結局もぅ見てられなくて、私が行って張ってあげたんだよね」
 「なんだよ・・・それ」
 「でもさ、結構な成長だよ?」
 「あっ?」
 陽太、ビックリした様子で、美久の顔を見る。
 「だってさ、前まで絵里は血を流してる人を助けようとしなかった・・。
 けどさ、今回絵里は、陽太にハンカチを渡した」
 「あぁっ?どぉゆう事だよ?」
 陽太、意味が分からず美久に聞き返す。
 「だから、ハンカチを渡したって事は、陽太を助けようとした・って事」
 「!」
 美久が、続けて話す。
 「でもね、絵里は血も嫌いだけど、お母さん(絵里の)のことも、嫌い
 なの・・・」
 美久うつむいて、悲しそうな表情をする。
 「?!」
 陽太、驚いた様子で、美久の方を見る。美久が、話を続ける。
 「そのきっかけは・・・・2年前・・・――――」








感想

感想はありません。

「 иaиa 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス