◇little way◇?
「んっっ……ちょっと……やめて。」
『……そんなに嫌わなくても…』
「…ホントにいや。やめて。」
『わかったよぉ…もう何もしない。』
こんな会話のやり取りをなんど繰り返しただろう。
バカな自分に腹が立った。
こうなることがわかっていたはずなのに。
むしろ望んでいたかも…
気がつけば部屋の外は明るくなっていた。
午前2時
仕事が終わり、友達と飲みに出掛けた。
それでも物足りなかったあたしは何を考えたか、のこ?と昔の男の家へと出向いた。
他愛のないはなしからやがては昔話へと発展し、彼の体はあたしを求めてきた。
必死に拒むあたし。
それでもだんだんと忍び寄る懐かしい手、ひとつ…
またひとつ…
あたしの体をココロを裸にしていく。
すべてを失う覚悟でもう一度この身を任せてみたいと思った。
ガチャ!!
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