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君が好きだ〜初恋〜?

[399]  ライ  2007-02-15投稿
君が俺の隣に座る。
今思うとすごく幸せな席だった。
君はいつも静かで真面目に授業を聞いていた。
杉村綾子。見た目は少し派手で顔の化粧はナチュラルメイク。
でも頭は良くて、しっかりした子だった。
昼になるといつも拓也と飯を食っていた。
「なぁ、ひで。お前の席どうよ?」
「あ?結構いい席だぞ。」
「だよな〜やっぱ後ろの席はいいよな〜。しかも隣は杉村だし。」
「なんだ?お前杉村がタイプなの?」
「いいや〜ただ可愛いってだけ。」
「ふ〜ん。」
「なに?ひで!!お前杉村が好きなの?」
拓也のいきなりの質問にちょっとビックリした。理由はわからなかった。
「はっ?んなわけねぇーじゃん」
「だよな〜ひでは女興味なさそうだし。」
そう。俺は昔から女とはあまり話さないから、よく女に興味のないスポーツマンと呼ばれていた。
「あっ!ひでチャイム鳴るよ」
「マジで?じゃあ教室戻るか。」
「おう。」
そう言って二人は教室に戻った。5校時が始まり席に着くといつものように授業が始まる。
相変わらずとなりの君は真面目にノートをとる。
でも、最近気付いた。
君はたまに何処かを見る。
黒板じゃない何処かを。
あまりに不思議なったもんだから聞いてみた。
「お前って天然?」
初めて俺に話しかけられたせいか、ビックリしたようにサッと俺の顔を見た。
「は?」
聞こえてなかったみたいだ。
「お前って天然なのか?」
「違うしー」
「じゃ、何処見てたの?」
「??何処も見てないよ。自分の世界に入ってた。(笑)」
やっぱ天然だ。
「ってかひでと話したの初めてじゃない?」
「そう?話したことなかったっけ?」
とぼけて見せた。
「話したことないって!」
「そっか。」
「ひでって女の子と話すんだね。」
「はっ!?馬鹿にしてんの?」
「違う。ひでが女の人と話してるとこ見たことないから。っていうか『俺に話しかけるな』オーラでてるし。」
そう言って君が笑った。
その笑顔は可愛くて、いつも静かな君からは感じられない可愛さだった。
これが俺らが初めて交した会話だった。

感想

  • 6383: ちょっ、自分で読んでて違和感無いですか? 展開が唐突過ぎます。小説は漫画と違うので、周りの情景や人物の表情など、きちんと書かなくては読み手に伝わりませんよ。 [2011-01-16]

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