携帯小説!(PC版)

トップページ >> 日記 >> LAST SUMMER#9

LAST SUMMER#9

[529]  SETTARMEN  2007-02-15投稿
3月13日 紅白戦
【一回表】

『これから、不破スケベーズ対天堂寺エッチーズの試合を始めます!』

今井先生の冗談にみんな爆笑した。

『お互い礼!』

『お願いしま〜す!』
礼をした後、白組はそれぞれのポジションに散り、紅組はベンチ前で円陣を組んだ。

カズマ『みんな。今日は特別ルール関係無しに打ってこうぜ!』

紅組『ヘーイ!!』

グランドでは白組の捕手、布川が
『初回!声出してしまっていこう!』
と叫んだ。

白組全員が『ヘーイ!』と応えた。

紅組1番はもちろん、北条。左打ち。

注目の第一打席。

その初球。

ズバ〜ン!!
『ストライ〜ク!』今井先生の手が上がった!

その球速に周囲は唖然としていた…

去年までとは格段に違うショウのストレート。

120?は余裕に出てるだろうか…

ケイタが
『ありゃ打てんよ〜』
と嘆いた…

2球目。アキはセーフティバントを試みた。

だが…

ガシャーン!
ボールはバックネットに…

『ファール!』

天堂寺(ショウ)のあまりの球の速さに北条(アキ)の伝家の宝刀、セーフティバントも前には転がらなかった…

ツーナッシングと追い込まれた3球目。

外角高めの吊り球にアキのバットが空を切った…

『ストラ〜イク!バッターアウト!』

今井先生が叫んだ。

残念がるアキ…
ネクストバッターサークルにいる龍夜に
『去年とは大違いだぞ。』

と告げるとベンチに帰ってきた。

続く2番は白石。右打ち。

技術は一品だが小柄な分、力がない。

それを知っていた天堂寺はあえて、初球を真ん中高めに放った。

カキン!

球威に押され、ユウ君の打った打球は天堂寺のグラブに収まった。

ピッチャーフライ。

捕手の布川が
『ツーアウト〜!』
と叫んだ。

ユウ君が
『高めが1番力があるね…打っても外野は越えないんじゃないかな…』

とベンチに帰るなり呟いた…


3番は滝本。左打ち。

打席に入るなり天堂寺見てリュウヤは笑った。

それを見てショウも笑った…

両雄対決!

どちらの野球センスが上回るのか…

会場は静まり返っていた…

感想

感想はありません。

「 SETTARMEN 」の携帯小説

日記の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス