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選択肢

[297]  まあ  2007-02-19投稿
仕事熱心でなかなか会えない彼。
仕事より私を優先にしてくれる彼。

あなたは、どちらの彼を選びますか?

そんな見出しの本に、ふと目が止まった。

『こんなの自分がどっちを好きかってことじゃない』美有(みゆ)には、ちょうどこの選択肢の二人の男友達がいる。
美有の中では会えない彼が気になっていた。自分を優先してくれる彼は、はっきりとは言わないが美有を好きだと分かる。会えないと思えば思う程、忙しい彼が気になる。

二兎追うものは一兎も得れないと言う。本当にそうなんだ。今、この瞬間に自分を幸せにしてくれる方を選択すべきなのだ。美有は頭では分かっていたが行動に移せないでいた。

突然のことだった。忙しい彼からの誘い。美有は自分を優先してくれる彼の約束を断り忙しい彼のとこに行った。好きな人は、この人なんだと思った。それから美有は忙しい彼に全てを尽くし気付けば何にしても彼を優先にした。

私を優先にしてくれていた彼と同じ状態だった。

そして私は彼にふられた。
あなたなら途中で気付いた?選択ミスに。全てを彼に注ぎすぎたことに。

感想

  • 6402: 面白い? [2011-01-16]

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