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LAST SUMMER#20

[496]  SETTARMEN  2007-02-21投稿
3月13日 紅白戦
【1死3塁カウント1-1】

アキが走ったのと同時にユウ君はバントした。

キン…

打球は投手、一塁間を上手く抜け、二塁の定位置に転がった。

白組セカンド、石橋はファースト山竹がバントシフトの為、前に出ているのを知っていて一塁ベースのカバーに入っていた。

と、いうことは…

がら空きのセカンド定位置に打球は転がったのだ。

流石職人、白石悠都だ。

結局、打球は白石が拾いにいきもちろん、白石もセーフ。

つまり、セーフティースクイズだ!!

打席を外した際、靴紐を結び直したのはスクイズのサインだったのだ!

ホームに生還したアキはリュウヤとハイタッチした。

2-1。紅組1点を返す。

……………??

1点??

ゾッとした。

天堂寺は1点ごとに平手打ち…

まさかと思い曽我端さんを見ると…

バックネット裏で腕組みして動く様子はない。


今井先生も曽我端さんを見たが、曽我端さんが手で「どうぞ。」とジェスチャーしたので
『プレイ!』と言った。

打席には2度目の対決、天堂寺VS滝本が始まろうとしていた。


しかし………


『アウト!!』

一塁塁審の1年が叫んだ。


牽制球だ。

散々走られて頭に来ていた天堂寺は冷静に牽制で白石を刺した。


2アウト。


『まだまだチャンスつくれるよ〜』

と、ホーム生還のアキがベンチで叫んだ。


天堂寺もレギュラー組との戦いのせいか、初回よりは球威が落ちているようだった…


第1球。

カキーン!

外のストレートを三塁線に流したリュウヤの打球はファール。

鋭い打球が三塁線ファールゾーンをゴロで抜けていった。


2球目。

緩いカーブをリュウヤは見逃した。

2ナッシング。

サインに何度も首を振る天堂寺。

ようやく決まったのかコクリと頷き振りかぶった。


3球目。


カキーン!!!

天堂寺が放った高めのストレートはリュウヤがセンターに持って行った。

しかし…

打球に力がなく、センター野原が定位置付近で捕球した。

スリーアウト。

次はまた守備が始まる…

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