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妖怪考察レポート

[687]  多々良左京  2007-02-22投稿
あなたは妖怪というモノについてどうお思いでだろう?
そもそも、妖怪というモノは人間には理解できない奇怪や現象を象徴として描かれてきた。それは民間伝承または都市伝説もしかりである。人間の潜在的な恐怖を象徴するモノ(赤マント、口裂け女等)人間の手に負えない自然の脅威が具現化したもの。(河童雪女等)
前者は噂と言う情報の中で生きるモノ。後者は自然の中で生を得たモノ。
同じ妖怪に分類される彼らだが活動する場所が違っていることがわかるだろう。彼らは私たちの後をついてきている…かつて人は大地を耕し、川をひき自然の中で暮らしてきた。しかし、時代を重ねるにつれ人は自然を離れ科学溢れる都会の中へ入っていった。恐怖もまた私たちと一緒に都会に適応するため変化していきました。やがて都会に溢れる恐怖は体を得、名を得て再び妖怪として蘇った。そう、人間は望まなくとも妖怪と共に生きている。昔もこれからも…恐怖という絆で結ばれて。

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